我が家の猫たちも、ようやく子猫’ズに馴れてきた。
キューなりの可愛がり方?

ハッピーも少しはかまってあげるようになった

サム・ミニーはもう子猫にはまってるし

子猫を育てるのは人が思っている以上に難しい。
人に馴れて落ち着いた猫に育てるには、
7~8か月令になるまでが勝負だと思っていただきたい。
なかでも3か月くらいまでは、本当に慎重に
丁寧に扱うべきだと思う、なぜならそれくらいで
その子の基本的な性格は定まってしまうからだ。
まずは、よく寝かせること;
簡単なようだが、安心できる居心地のいい寝場所を用意する、
3か月くらいまでは保温にも気を配る、1頭で育てる場合は
特に、湯たんぽなど用意し、いつも清潔にしてあげよう。
絶対にぐっすり寝ている子を無理に起こしてはいけない。
小さいお子さんのいる家庭では、子供にもしっかり教えておこう。
あまり長時間遊ばせすぎないこと;
人がかまって遊ばせる場合、子猫の体調を考えて、
何時間もずるずると遊ばない、
子猫同士で遊ぶのを見ていても、興奮して遊ぶのは
ほんの10分~20分、あとはゆったりそれぞれで休憩している。
いつも長い時間遊ばせすぎると、落ち着かない神経質な子になりかねない。
子猫のタイムスケジュールを見ているとだいたい、
ゆったりとした休憩、4~5回の食事と排泄、
10分~20分夢中で遊ぶ、そして3~4時間の睡眠、という繰り返しだ。
どんなに激しく遊んでいても、そろそろだな、ところあいをみて
ベッドに連れていくと、コトンと寝てしまうことが多い。
そして、決して叱らないこと。
むろん子猫に手をあげるなんてもってのほかだ。
甘噛みされると子猫の鋭い小さな歯が痛いことこのうえない。
そんな時は「痛いよぅ」と抗議すると、だいたいやめてくれる。
それでもやめなかったら抱きしめてしまえばいい。
猫が気難しくそだってしまったら、犬よりずっとリハビリは難しい。
万一はぐれてしまったり、飼えなくなって里親募集しても
抱っこできない、気難しい猫はなかなか良いご縁に巡り合えないだろう。
犬同様、猫の飼い主も、第一に心せねばならないのは、
もしも手放さなくてはならなくなった時のために、
愛される犬、愛される猫に育てることだ。
それが一番の飼い主の責任なのだ。
子供さんのいる家庭で気を付けなくてはいけないのは、
誰の猫か、ということを明確におしえることだ。
お母さんの(お父さんの)猫だということを
ちゃんと教えて、お母さんの許しなく
子猫を(子犬を)かまってはいけない、ということ。
長時間かまいすぎないよう、眼を光らせること。
乱暴な扱いは決して許さないこと。
約束を守らせること。
そんな大変なの?と思われるかもしれないが、
子供のおもちゃ代わりにペットを与えることは
かえって情操教育上弊害が出る、
命あるものを大切に尊重することを
教えられないなら、飼うべきではないと思う。
そうやって苦労して育てて1年、いったい何が得られるだろう?
苦労して育てた猫は、その後15年、子供が成長していく中で
時に慰め役になり、時に身体と心を温めるぬくもりになり、そして
先に寿命がつきる時には忘れがたい沢山の思い出を
残していってくれることになる、これこそが情操教育というものだ。
どうかPPSKが幸せな猫として新しい家族に愛され、
必要とされる存在になりますように。
サービスショット: キューちゃんと主人、男同士の??
- 2015/04/16(木) 23:24:37|
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