バウニャウ犬まみれネコまみれ

犬まみれネコまみれの日常をつづったブログです。 保護活動のスタッフもしているので今までにたくさんのイヌネコを保護し育ててきました。可愛い写真を中心に紹介していきたいと思います。

多頭飼いの境界線

ミーシャはますます我が物顔で
家じゅう駆け回っている。
一旦仲間として認められると、
仔猫子犬は家の中で最強の存在になるらしい。
つまり、ストレスの少ない正常な成獣なら、
仲間内の幼獣の多少の横暴には、
目をつぶる不文律があるんじゃないかと思われる。
本来は同じ群れのみに該当する本能的な規制が、
ヒトに飼われているイエイヌやイエネコでは
種を超えて適用されている、というわけ。
外では猫を見ると追いかけまわす犬でも、
家の中では猫と共存させることが
可能なのも、同じ理屈だろうか。

メナは過剰な関心を持たないし、
激しい動きをしないのでミーシャはお気に入りの様子
2013-10-14ミーシャ1

仔猫は何をしても可愛い♪
ミーシャは抱っこが好きじゃない(ほとんどの子猫がそうだけど)
が、熟睡してる時に首筋やお腹に
顔を埋めると、ゴロゴロペロペロが始まる。
もうお腹なんか半分咥えちゃったりして
文字通り「食べちゃいたい」愛らしさ。

音楽MUSUS
毎回預かるたびに「もうウチの子にしちゃおうかしらん」と
いう誘惑にかられる。
でも、いつも「それで他の(ウチの)子の生活はどうなるか?」
と思い返すことで踏みとどまっている。
今いる家族の生活水準が維持できるかどうか、
が判断基準になるのだ。
犬の場合は最低限、1頭ごとの散歩の時間がとれるかなど;
ヒトとの1対1の絆を求める動物である
犬は、一般家庭では基本、ヒトの数と同数までが
限度だと私は思っている(大きさは関係ない)。
ネコも、実はヒトとの絆を必要としていると
思うので、ヒトの数と同じが限度と思うが
多頭飼いでもなんとか適応してくれるので
ついつい数が増えてしまいがち、
我が家でもすでに3頭だ。

永遠のバイブル、コンラートローレンツ博士の
「ソロモンの指輪」に『アクアリウムの悲劇』が
書かれている;
完璧なアクアリウムは水草と生物の均衡が
取れているので、人工的な酸素供給や
掃除さえ不要なのだが、『もう一匹くらい』
と入れた生き物のせいで崩壊し、腐って
死滅してしまう、というような内容。
これはアクアリウムだけではない、
一般家庭でのペット事情にも当てはまる真実だと
思う。
犬も猫も、多頭飼いになれば、犬同士の社会、
ネコ同士の社会が形成され、相互の関係性が
緊張を生む、犬(猫)は対ヒトより
仲間同士の動向に注意を向けざるを得なくなる。
出典元は忘れてしまったが、
多頭飼いでは1頭だけが飼い主の犬であり、
他の犬は『その犬の飼い犬』になる、という言葉も
一部真実を含んでいると思う。
つまり、多頭飼いでは、群れを安定させ、
ストレスのなるべく少ない状態に維持しようと
メンバーは尽力するわけで、
そのためには力関係に常に気を配る、
強い相手の意志を優先させることが平和的共存に
必要となってくる。
強い犬が飼い主といる部屋に後から入る時、
他の犬は『入ってもいいか』ヒトではなく
強い犬にお伺いをまずたてる;というような
駆け引きが、人間には気づかれないような
小さな動きで日常行われている可能性がある、
ということだ。
これは「それなりにうまくいっている」多頭飼いの
ケースであって、もっと悲惨なのは、
どうしてもそういう気配りができない;
お互いにヒトの愛情を譲りたくない犬が
複数いた場合には、常に緊張と不安不満が
満ちていて、ちょっとしたことで
激しい諍いが起きてしまうケースだ。
こうなるとヒトも漸く「どうやら困った問題が起きている」
と気が付くことになる。
ネコも、大半の時間は独りで寝ているが、
いざ人恋しくなって膝の上に乗ろうとすると
・・・先客がいる、という事態になる。
この時助けが必要なのは
「膝の上に乗ってこない」ほうのネコだろう。

以前にも多頭飼いについては時々
書いてきたが、何故今更また?といえば、
実は先ほどPCに向っていた私の目の前で
キューちゃんが「ピッピッ」とやったのだ
・・・そう、オシッコをかけられたの!!
それで腹をたてながら後始末をしてるうちに、
キューちゃんなりに、ミーシャが来て
ストレスを感じてるんだと訴えたのだろうと
思い至った。
「そうだよなぁ、キューちゃんごめんっ」という
素直な気持ちになって、隠れていたキューを
捕まえて、無理やり抱っこしてあやしながら
改めて多頭飼いについて色々考えていた、というわけです。

*ここでいう「多頭飼い」には、保護活動の方の
ケースは含んでいません。
一般家庭での話です。
弱い者にむける愛情から保護活動され、
結果的に多頭飼いになってしまう場合の多くは、
病気や高齢で弱っている子を見殺しにできず
手を差し伸べてしまうからですが、
そういう子のほとんどは残念ながら新しい家庭が
見つからないので、多頭飼いにならざるを得ないのです。
多頭飼いのジレンマに悩みながら
活動を続けてくださる方たちに
敬意を表します。
 

テーマ:☆多頭飼い☆ - ジャンル:ペット

  1. 2013/10/15(火) 10:41:58|
  2. 動物愛護
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