バウニャウ犬まみれネコまみれ

犬まみれネコまみれの日常をつづったブログです。 保護活動のスタッフもしているので今までにたくさんのイヌネコを保護し育ててきました。可愛い写真を中心に紹介していきたいと思います。

飼い主としての究極の愛情とは?

日曜日は1日じゅうみんなでゴロゴロして過ごした。
休日はどこも混んでいて、
平日に時間が取れる身としては
敢えて出かけようという意欲が湧かないの。

それでも夕方、ちょっと涼しくなってきたので
3頭を連れて三ツ池公園に散歩に出かけてみた。
三ツ池公園までは歩いて行くにはちょっと
厳しいが、駐車料金が一律500円もするので
ほんの1~2時間利用するには
敷居が高く、あまり頻繁には出かけない。
個人的にも、綺麗にまとまっている公園形態より
もうちょっとワイルドな自然のほうが好きかな。

2012 9月9日三ツ池公園

2012 9月9日三ツ池公園2

2012 9月9日三ツ池公園3

そして昨日(月曜日)無事ルフトを送り届けた。

ルフトとその飼い主を見ていて思うのは、
飼い主としての究極の愛情ってなんだろう、ということ。

きちんと世話をする・・・手入れ、食事、散歩;
きちんと社会マナーを教える;
いつもコミュニケーションをとる;
ここまでは熱心な愛犬家なら沢山の人が実践しているだろう。
互いが強い絆で結ばれる、なんて素敵なことだろう。
ではさらにその上飼い主が愛犬にしてあげられることって
何だろうか。
私は今のところ、「犬の自立心を育てる」ということ
ではないかと思っている。

自立心を育てる、ということは、
環境の変化を自分自身で対処できる犬にする、
ということだ。
そしてできるだけ多くの
変化に富んだ経験をする機会を与えること。
それは擬人化云々といわれようとも
基本的には人間の子育てと同じ、
自分で問題を乗り越えられる力をつけさせること。

強制訓練はある意味で過保護教育と似ている。
予め用意されたたった一つの道しかない、正解はひとつだけ。
考えなくても悩まなくても、敷かれたレールに
乗って行動していればいい。
自分で学習する、考えさせる方法では
選択肢が幾つもあり、それぞれ結果がどうなるか、
ということも学んでいく、経験となっていく。
拒否する、という道だって開けている
・・・その結果は「何も起きない(つまらない)」
か「ヒトがその場を去る」「魅力的な対象物が消える」くらい。
時間がかなりかかるので「たった5分で愛犬を変えます」
という宣伝はできないが、
精神的にタフな犬に育てることができる。

犬の自立心を育てるにはまた、ヒトや犬の社会に
適応できるようにしていかなくてはならないだろう。
いわゆるヒトへの社会化、他犬への社会化といわれる。
見知らぬ犬(人)と出会った時、飼い主の後ろに隠れてしまう
のではなくて、自分でどう対処するか考えて
平和的に行動できるようにしておく、ということだ。

そうしてはじめて、他人の家でも、ストレスに自分で対処して
平静に過ごすことができる犬になる。
具体的に例えるなら、
仔猫を襲ってはいけない、何をされても反撃してはいけない、
と見知らぬ家で禁止された時、
自立していない犬は、そのストレスで固まってしまう。
全てを禁止されたような萎縮した気持ちになって
ハウスに逃げ込んで出てこようとしなくなる。
一方自立し、様々な環境に対処する術を身につけた犬は、
禁止事項を具体的に理解し、それさえ守れば
後は自由にのびのびと過ごすことが許されていることさえ
理解する。
耐えるのではなく、その時その時を楽しむ余裕があるので、
飼い主と再会してもことさらに興奮しない。
ルフトがすごいな、と思うのは、
前回お泊りした時に覚えた「大人猫にからまれても手を出すな」
という約束を、2度目では最初からクリアしていたこと。
既に自分の経験にしているということだ。
そしてまた、ルフトの飼い主を尊敬するのは、
そうして自分のイヌが他所で楽しんできたことを
喜んであげることができる点だ。
そういう犬に育ててきたのだものね。
(ルフトはD.I.N.G.O.の代表の愛犬)

飼い主の多くは、自分のイヌが他人の家でノビノビと
過ごして、楽しんでいる様子など見ると、
ちょっとがっかりする。
他所では落ち着けず、再会すれば
「わぁん、寂しかったよ~、僕を置いてどこに行ってたの?」
とアピールする犬に飼い主の自尊心をくすぐられるけれど、
それは勘違いだ。
充分な絆、信頼関係のある犬にとって
その飼い主と離れることにストレスを感じない筈がない、
見知らぬ環境に不安を感じない犬などいない。
それを見せないだけなんである。
健気に一人で乗り越えて頑張ったのだ。
そんな愛犬をこそ愛おしく思ってほしい。

飼い主の究極の愛情とは、愛犬を、
互いに強い絆で結ばれていながら自立心があり、
もしも明日、自分がいなくなっても
どこに行っても可愛がられ、逞しく生きていける犬に
育てることじゃないか、と思う。


その対極にある象徴が「飼い主が亡くなったショックで
ご飯を食べず餓死する犬」ではないか。
忠犬ともてはやされがちだけれど、
ヒトは自分の愛犬をこんなふうに育てては
いけないと思う。
絆と依存心とは似ていて非なるもの、
エゴと愛情もそうだと思う。

「可愛い子には旅をさせろ」とは名言である。
ただし、その前にしておくべきこと;
質の高い世話・社会マナーを教える・しっかりした絆作り
・・・これらが満たされているという前提でのお話。

関係ない画像;
ヒトの傍で寝たがるナッツ(可愛い!)
2012 9月9日ナッツ1

一緒に新聞を読むナッツ(んなわけない)
2012 9月9日ナッツ2

テーマ:犬との生活 - ジャンル:ペット

  1. 2012/09/11(火) 05:34:30|
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