バウニャウ犬まみれネコまみれ

犬まみれネコまみれの日常をつづったブログです。 保護活動のスタッフもしているので今までにたくさんのイヌネコを保護し育ててきました。可愛い写真を中心に紹介していきたいと思います。

多頭飼い~リーダーって・・

トーマ君、きびちゃん、どうぞ元気に
なりますようお祈りしています。


連日の暑さに、日中ぐだぐだ、夜息を吹き返す、
という昼夜逆転のような生活になりつつある。
ちょっとでも寝坊したら、もう7時すぎには
外は散歩など行けない暑さ、仕方なく犬たちは
庭やプレイルームで遊んでごまかし、
少しは涼しい1階で過ごしている。
(2階は冷房が効かないくらい暑くなるのだ)

多頭飼いについては話し出したら1日中終わらないくらい
色々な思いがある。
多頭飼いの中で最も問題になるのは
多頭飼いシンドローム、いわゆるヒトの精神的失調により
集めるだけ集めておいて世話をしない、
動物が犠牲になっているパターンだ。
最後はだいたい「多頭飼い崩壊」で大勢の人に多大な迷惑をかけ、
多くの動物の命が消える。

で、我が家も多頭飼いなんである、
2頭以上の動物がいれば多頭飼いになる、と私は思っている。
2頭のイヌの性格の違いをよく把握し、
できるだけストレスの少ない平穏な集団となるように
管理し、育てるのはヒトの責任だ。

犬は元々群れで暮らしていたので、多頭飼いに
ストレスを受けない、と思われがちだけれど、
実は単独生活の猫のほうが、多頭飼いでのストレスが少ない、
と云われている。
もっとも、狭い空間に数があまりに多すぎたり、
充分な世話がされなかったり、
未去勢未避妊の個体がいたり、
ネコの社会に適応できない個体がいたりすれば
平和は保たれない。

犬が多頭飼いでストレスを受けやすい、といわれる所以は、
一つには、群れで暮らしてきた彼らは人間と同様
常に相手との関係性を気にせずにいられないからだろう。
例えば「ネコ団子」と呼ばれる、気に入ったネコ同士寄り添って
寝るようなことは犬にはほとんど見られない、
社会的動物である犬だからこそ、ストレス軽減の為に
パーソナルスペースが必要になってくる。
*ウチではくっついて寝る赤の他犬のケースが結構あった*

もっとも、犬は狼ほど厳しい社会の掟に縛られていない、
村落の周りを残飯など漁りながら生活してきた犬の群れは、
緩いつながりで結ばれていたに過ぎない、と
最近の研究では云われている。
当の狼でさえ、血の繋がらない大群や、人為的に
無理やり集められた群れでこそ厳しい戒律が必要になるが、
本来餌の豊富な自然状態では血族での小さな群れを作り、
もっと家族的な絆で結ばれている、という報告もある。

話が逸れたが、今のわが家の多頭飼いで
気を付けているのは、サムがメナに対して
あまり敬意を払っていないように見えることだ。
初めの数日こそ唸って叱っていたメナだが、
今や完全に姐や(ネエヤ)に成り下がっている気がする。
乱暴に狼の群れで例えるなら、今年生まれた子の
世話をする、まだ独り立ちしない昨年生まれの子のよう、
といったらわかってもらえるだろうか。
遊んでいてキャンッと言うのはほとんどがメナ、
サムが乱暴な口遣いをして耳や脚を咬んだ時、
メナは「痛いっ」といって、その場を逃げ出す。
兄弟ではよくあるパターンだけれど、
マナー違反を叱る先輩の役割はメナには荷が重いのだろうか。
こんな方法でもサムは何かを学ぶ、とは思うけれど、
レディやまるおのいた頃を思い起こすと、
預かった子犬はもちろん、成犬を一時預かった時でも
この2頭には傍から見ていても、みんな敬意を払っていた。
一度も手荒なことなどしていないし、
だからといってメナのように積極的に
遊んであげることもしないのに
皆、2頭の口を舐める挨拶を頻繁にしたし、
2頭には傍若無人な振る舞いをしなかった。

「リーダー」という言葉は、今や先進的な
犬のトレーニングでは禁忌になっている観さえある、
ヒトがイヌのリーダーになる、なんて言おうものなら
古臭い、強制訓練の代名詞だ、なんて非難されかねない。
でも、その場の空気を変える、仲間を落ち着かせ、
平和な状態にする力を持った個体は
「その場をリードしている」と言ったほうが
わかりやすいのではないだろうか。
ヒトがイヌのリーダーになる為に、「食事は犬より先に」、
とか、「犬に先を歩かせるな」、なんていう使い方が
間違っているだけで、多頭飼いの中で
自信があり、安定した犬がみんなを良い方向にリードする、
ということは実際あるのではないか、と思う。
視線やボディランゲージだけで、穏やかに
皆に影響を与える、それがリードするということだ。
レディもまるおも、しつこい子犬相手などに
うなることもあったが、その時の声は
威嚇の強い重低音ではなく、中低音で空気の混じった
「グフルフルル」といった感じの声で、怒りではなく
当惑、迷惑、といったニュアンスが私にさえ感じられた。
相手もそれを聞いても怯えないし口舐めを止めはしなかった、
何より、ほとんどのイヌや猫に
本当に慕われていたと私には見えた。
2012 8月4日多頭飼い1
2012 8月4日多頭飼い2
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2012 8月4日多頭飼い19

話が長くなり過ぎたのと、レディの画像を見ていたら
想い出が溢れだしたので、
肝心のメナとサムの現状についてはまた、明日にでも。





テーマ:犬との生活 - ジャンル:ペット

  1. 2012/08/04(土) 06:01:19|
  2. 社会化
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ご心配かけています

いつも サム君とメナちゃんのエピソードを楽しくみせていただいています.
tomaのことご心配いただきありがとうございます。
tomaちんは 現在 入院中です 先生の話では手術は順調に推移しているとのこと 安心しました.
早く会いたいなあと毎日考えてきましたが
近々退院の予定です
そしたら 近況お知らせします
  1. 2012/08/06(月) 17:21:21 |
  2. URL |
  3. toma 爺 #-
  4. [ 編集 ]

Re: ご心配かけています

tomaパパさん、はじめまして♪
メールさせていただきました。
  1. 2012/08/06(月) 19:08:05 |
  2. URL |
  3. レディママ #-
  4. [ 編集 ]

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