バウニャウ犬まみれネコまみれ

犬まみれネコまみれの日常をつづったブログです。 保護活動のスタッフもしているので今までにたくさんのイヌネコを保護し育ててきました。可愛い写真を中心に紹介していきたいと思います。

「噛む」その2

「犬たちの礼節ある社会生活」(エリザベス・M・トーマス)を読んだ。
「犬たちの隠された生活」で有名な作家で
 私も話題になった時に確かに読んだはずなのに
 内容を全く覚えていない・・・
 確か犬をたくさん飼って、ヒトがあまり介入しないで
 その群れを観察したんじゃなかったっけ。
 元から数字や人名に弱くて、それに記憶力の低下も拍車を
 かけているので、感銘を受けた本以外はきれいさっぱり
 記憶から抜けてしまう。 ということは私の中では
 すごいな、とは思いながら心に響くものがなかったのかと思う。
 今回の「犬たちの礼節ある・・」は、題名はベストセラーに
 似せているが、内容は愛犬家の愛犬物語だ。
 科学的な新たな発見とか、最新情報などはなかった。
 それなのに1晩徹夜で読み終えてしまった。
 同じ愛犬家愛猫家として「うんうん、そうなのよね」と
 共感すること多し、といったところ。
 今晩は「犬から見た世界」(アレクサンドラ・ホロウィッツ)を
 ベッドに持っていこう。
 テンプル・グランディンの「動物感覚」は、保存用のもう一冊が
 届いたので、これで心配なくお風呂にも持って入れる、
 でももう少し寝かせておいて 時間をあけてまた読み直すつもり。
 若者が3回読んで消化する内容を、私の場合はたぶん5回以上読まなくては
 消化できない、でもそれだけの価値がある本はなかなかないので
 何度でも読み返すことになりそう。

衝動でこんなに買い込んで、やらなきゃいけないことは
いっぱいあるはずなのに・・・
本1


ところで、先日の「咬む」ということについての続き。

咬まれたことがない、といのが自慢だったけど、
1年前近所の犬にいきなり咬まれてしまい、
もう自慢できなくなった。
朝ゴミ出しの帰り、ぼうっとして歩いていたら
閉め忘れた門からいきなり飛び出てきて腿を咬まれてしまったんだった。
過去にも何回かご近所を咬んだことがあると噂があった子で、
門の前も自分の敷地内と考えて防衛したのか、
はたまた門が開いてて出てきたら、
出会いがしらに見知らぬ人間がいてびっくりして咬んだのか、
いずれにしてもせっかくの機会だったのに
あまりに無防備だったので、咬まれる瞬間を
ちゃんと観察できなかったのがとても悔しい。
ガブっと咬んだ後すぐ離して逃げていった(慌てた飼い主が
大声で叱ったのもあった)のと、牙が入ってちょっと血が出ていたので
強すぎる警告という感じだったのか。
本気の攻撃だったらスプリンガースパニエル系の中型犬だったので
かなりのダメージだったはず。
口の使い方が下手な子なのか(勿論精神的にも不安定だろうけど)
と思う。

「咬む」ということの私なりの基準はかなり甘くて、

①甘噛みの強いものは咬まれたとはカウントしない

②一緒に遊んでいて間違って歯が当たってしまった(まったく悪気がない)
 のはどんなに血が出ようと咬まれたとはカウントしない
③食べ物をあげるとき、焦って指ごと強く咬んでしまうのは
 咬まれたとはカウントしない
   *猫の場合も同じ 
これらは私には「咬む」ではなくて「噛む」というわけだ。
(調べたら同意語としている辞典もあったけど)
ところが、咬む犬のご相談の中の半分近くは上のどれかだったりする。
皮膚が薄くて痛みに敏感な飼い主さんにとっては
笑って済ませられない問題行動なのだ。
毎回言うことだけれど「問題行動」は、他人、他の動物の命が
危険にさらされるようなもの以外は、
飼い主さんが問題だと思うかどうかで決まるといってもいい。
飛びつきやハイパーすぎる行動が、もうどうしてもイヤ!
家族がノイローゼになってしまう、という方には
深刻な問題だが、飛びつかれて嬉しい、元気で陽気な
犬が家族を明るくしてくれる、と歓迎するヒトにとっては
なんの問題行動でもない、単なる犬の個性だ。
(私も実をいえば、飛びついてくるような人懐こい子は嫌いではない)
だから、飼い主さんが悩まれているなら
 その「問題行動」をなくすような方法をお手伝いする。
例えば③の口あたりがきつい子;
・食べ物をあげるときはいったん落ち着かせてから
 手のひらを広げてその上に乗せてあげる
  →ヒトの手を咬もうなどと露ほども考えていない子は
   手のひらごと咬んだりしないのでこれでとりあえず
   咬まれなくなる
 ⇒でも、実は私が自分で取る方法はまったく別。
  *指でおやつをつまんで与え続ける
  *その時逆に指を口の中に押し込むようにおやつをあげる
   (・・・頭が少し後ろに下がるくらい押す感覚で)
 こういうケースで前提となるのは、その犬が咬むつもりがないこと、
 そういう子はヒトと口を使ったコミュニケーションを普段から
 あまりしていない;
 おやつをあげる時にヒトのほうが無意識に怖がって
 口に入れる瞬間手を引いてしまっている、犬は
 慌てて咥えようとする、という経験をしている。
 「怖いから手を引く⇒慌てて咥えようとする」
 ⇒どんどん口当たりがきつくなってしまうという悪循環に;
 という背景が考えられる。
 そういう犬は、しっかりと口の中におやつを押し込むように
 すると、まず咬まない。
 それでも前歯が当たってしまい痛いことがあるので
 他人には勧めていない。
 今まで「口がきついから指に気を付けて」といわれて
 この方法で血がでるほど咬まれたことがない。
 本来ヒトが好きな子たちなので、指先が口の中にしっかり入り込むと
 逆に傷つけないように気をつかってくれるし、
 そんな些細なことで他のひとより信用してもらえるようにもなる。
 まだそれほど親密でなくてちょっと不安、という場合は、
 前歯にしっかり指を当てて おやつだけ口の中に押し込んであげるという、
 より安全なバージョンもあり。
 そういうやりとりをして信頼関係ができてから
 たまに強く当たった時に「痛いなぁ、もう!」と怒ってみせるという
 方法も混ぜることがある。
 まだ互いに知り合わないうちからこの方法をとると、
 例えばメナのような繊細な犬だったら、もうその人から
 おやつはもらわなくなってしまう可能性がある、
 指の痛さよりそっちのほうが私的には怖い。

abeyuki4.jpg

  
甘噛みや日常に口を使うコミュニケーションについては
また次の機会に;

テーマ:犬との生活 - ジャンル:ペット

  1. 2012/04/17(火) 23:56:51|
  2. 咬みについて
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