バウニャウ犬まみれネコまみれ

犬まみれネコまみれの日常をつづったブログです。 保護活動のスタッフもしているので今までにたくさんのイヌネコを保護し育ててきました。可愛い写真を中心に紹介していきたいと思います。

咬傷事件

数日前、公園でオフリードにしていた
ドーベルマンがヒトを咬んで
飼い主逮捕、というニュースがあった。
事故後の対応に問題があって逮捕にまで
及んだ模様~治療費などの賠償を拒否、
そして否認など~だが、
過去に公園側からも再三オフリードを注意されて
いたというので、たぶん実際に放していたのだろう。

私は、本音をいえばオフリード、というより
「放し飼い」がほとんどの問題行動を治す、
あるいは解決するのではないかと思っている。
勿論、現代では法に触れることになるので
実践を勧めているわけではない。
ただ、少しでも放し飼いに近い状態を
飼い主さんに体験していただきたくて
教室内で「オフリードでのレッスン」を
できる限り積極的に取り入れてきた。
オフリードでの呼び戻しでは、
いくら大きな声で呼んだって犬はこないことが多い。
何故か、例えばある犬の場合は、飼い主は好きだけど
大きな声が苦手だからだったりする。
ではどうしたら来てくれるのか、
それを飼い主さんと考えながら進めていく
・・・犬それぞれ違うので、これ一つでも
さまざまなことがわかってくる。
前述の大きな声で「カム!!」と言われても
来ない、でも飼い主は好き、な子は
小さい優しい声で「…カム」と言ってもらったら
飛んできた!
図体の大きな利口な犬だったけど、じつは繊細で
大きな声でのキューに威圧感を感じてしまって
いたらしい。
こんな簡単な原因だけではないことが多い、
乱暴な言い方を許してもらえば、
だいたいは「犬から見た飼い主の魅力が足りない」ことが原因だ。

D.I.N.G.O.で学んだことの一つ、
飼い主は犬にとって魅力的な存在でなければならない"
それはおやつではない、もっと総合的なもの、
・犬の予想を裏切ったサプライズ(勿論嬉しい・楽しいほうの)
 を提供する存在であり続けること
 =「この人に注意してないと、いつどんな楽しいことが
  起きるかわかんないからネ」;
・犬のその時その瞬間の欲求を把握し
 可能なら与えてやることができる(それが報酬になる)、
 可能でない場合もそれを理解していることを犬に伝えることができる;
・情緒が安定していて、裏切らない=信頼できる
・もちろん心地よい環境を提供してくれる大事なスポンサーであること
  =落ち着ける空間、寝心地のいいベッド、美味しい食事etc

話がそれたけれど、現代の「オフリード」と放し飼いは
内容がまったく違うと私は思っている。
放し飼いとは、もう最初から自由、ただし行動の責任は
犬が自分で負う(または飼い主が賠償責任を)。
事故にあって命を落とすかもしれないし、
ヒトや家畜を咬んで薬殺処分されるかもしれない。
利口でヒトに馴れた、自分で考えることができる
犬だけが残ることになる(これが「建設的な淘汰圧」の一つ)。
都会でのオフリードの危険は、
その犬が「利口で穏やかな、自分で考えて行動できるような犬」に
育てられていないのに、一時的に自由にされてしまう
ケースが多いということ、そして飼い主の勘違いにある。

普段、自由にされて自分で行動することに馴れていない犬、
ストレスに健全に対処することを経験させてもらっていない犬、
そして普段は大人しくても(単一形質繁殖などの影響で)
捕食本能にいきなりスイッチが入りやすくなっている犬、
そういった個体がオフリードになった時、
何が引き金となって事故につながるかわからない。
そして飼い主の勘違い・・・
命令に忠実だから、競技会で優勝するような犬だから、
「フレンドリー」だから・・・
よくドッグランに見かけるのが「ウチの犬は大丈夫、
フレンドリーだから」という飼い主さん。
以前メナと行ってみたドッグランで
その典型的なケースを目撃した。
・・・長くなるので、続きは明日に
(ブログをよく見てくれる知人に、長い!と言われるので(^_^;))

以前掲載した画像;
誰もいないランで、本当に社会化ができた犬同士なら
楽しく遊ぶこともできるけど
nemu2.jpg
遊びの役割交替がスムースに行われ
nemu3.jpg
すぐに自らクールダウンすることができる
nemu4.jpg

テーマ:犬との生活 - ジャンル:ペット

  1. 2012/04/14(土) 18:53:57|
  2. オフリード
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