バウニャウ犬まみれネコまみれ

犬まみれネコまみれの日常をつづったブログです。 保護活動のスタッフもしているので今までにたくさんのイヌネコを保護し育ててきました。可愛い写真を中心に紹介していきたいと思います。

犬について

先日購入した「動物が幸せを感じる時」が
面白かったので、同じくテンプル・グランディンの
「動物感覚」を買ってしまった。

読まなきゃいけない本がまだ積んであるのに;
それに整理しなくちゃいけない資料が
ず~っと山積みしてあるのに;
本3
本2
本4

「動物が幸せを感じる時」は本当に面白かったが、
ただ、中で各犬種ごとのグループ分けしての
実験では、その結果を犬種に原因している
(その犬種がオオカミの外見・行動をどれだけ失っているかなど)
というのが今一つはっきり納得できなかった。
弱い1頭をよってたかっていじめる、などの
行動は、もしかしたらその1頭の行動が
異常反応を引き起こしているだけで、
その1頭の行動についても遺伝や生まれ育った環境が
原因の可能性が捨てきれない。
各犬種グループを複数(それもかなりの数)揃えて実験したのか、
それとも各犬種1グループずつにすぎないのか、
また育った環境がみなある程度同じであったかによって
まったく違う結果が出る可能性がありはしないだろうか。
例えばハスキーのグループはたまたまみんな
子犬時期に他犬への社会化が十分だったのに対して
トイプードルで問題を起こした個体が
もしかしたら1頭だけで隔離されて売られていたなら
この研究結果は正しいとはいいきれなくなる。
「外見がオオカミに似ていてその行動も残っている犬のほうが
集団でうまくやれる」というのはなんとなく正しいように
思えてしまうが、実際はどのくらいの精度があるのか
気になっている。

というところで、メナについて。
レディとまるちゃんがいなくなって2年、
ソフトが亡くなって1頭になってから1年以上、
メナは相変わらずだとばかり思っていたが、
振り返ってみればあらら、ずいぶんと変わってきていた。
前は町中を歩くのはパニックに近い状態だったのが、
鼻息荒くしながらもふつうに歩けるようになっている;
(勿論車の往来の激しい所や人ごみは避けているが)
出かける支度をして、声をかけると
時間はかかっても自分の意思で2階から降りてくる;
そして先日はハウスペロでの実習モデルとして
知らないヒトとペアを組むことさえやってのけた。
勿論無理強いなどしていない、2階の控室から
自ら降りてきて、見知らぬヒトと共同作業を
してのけたのだ。
多分ハウスペロがこじんまりとしていて
同じ空間に信頼できる犬たちがいたという
環境が手助けになったのだろうが、
それでもこの2年の間に確実に変化していたんだった。
それどころか、昼食時には
他人の足元でおすそ分けをねだっていた。
私がメナに望むのは、パニックにならないでいられること;
そして私への信頼を深めてもらえること。
テンプル・グランディンは
動物の眼から見るものと人間が見ているものの違いについて
言っている。
私にとってはなんということもない風景の中に
メナはたくさんの警戒すべき物や音を感じているのだろう。
そのいくつかでも私が理解できて、そして理解していることを
伝えることができれば、メナはもっと変わっていくと思っている。
日々の小さな積み重ねが形になって表れるのには
こんなふうに時間がかかるものだ。
メールボックスに自動的に送られてくる
「あなたの愛犬が5分で変わる」なんて
ことは、少なくても犬の心を傷つけずにできるもんだろうか。

飼い主さんにアドバイスする時、
犬にキュー(合図)を教える際には
犬が混乱しないよう
余計な言葉をあまり使わないようにということがある。
でも、日常生活ではたくさん話しかけてもらっていいと思う。
犬は賢いので、
言葉ではなくシチュエーションや飼い主の身体の動きなどで
意図することを読み取ろうとしてくれる。
前に見かけたのだけれど、若いお母さんが
右手に幼児の手を、左手にミニチュアダックスのリードを
持って歩いているのを見かけた。
すると、その女性はいきなり楽しげに飛び跳ねている
ダックスのリードをわざと乱暴に踏んづけた。
犬はもんどりうってひっくり返った。
そんなことをして、憂さ晴らしにはなるだろうが
犬は恐怖から、今度は飼い主からできるだけ離れようともがいて
もっとリードを引っ張るようになるかもしれない。
今日見かけたご婦人は、テリアのミックスらしい子と
歩いていて、コンビニの前で犬に
「ちょっと待っててね、すぐだからね」と話しかけていた。
店外に犬をつないで独りにするのは
危ないことで、事故も、また盗まれることもあるので
避けてもらいたいけれど、
見ていてなんだか優しい気持ちになった。
犬は言葉はわかっていないだろうけれど、
店の前でなんだか話しかけられて独りにされても
いつもちょっとだけ待っていればすぐ飼い主が
出てくる、と学んでいるのだろう。
大人しく待っていた。
話しかけること、それはじつは飼い主にとって大事なことだ。
何故なら、話しかけるということは相手を「相手として」
認めることになるから。
擬人化がしつけによくないと言われているが、
少なくとも物として扱うことはできなくなるだろう。
そして話す内容に付随して自然と顔つきやボディランゲージも
それに合ったものとなるだろう。
犬にとって読み取りやすい、そして対処しやすいはずだ。
もしも無表情でいきなりリードを引っ張られたら
犬には飼い主から何も読み取ることができない。
そしてそういう飼い主さんは結構見かけるのだ。
なまじっかしつけの勉強をしているヒトに多いのかも
しれないが、普通に歩いていていきない方向転換する、
リードはガクンと引っ張られる。
信号で犬がうっかり止まらないとガツンとリードで
つるし上げる。言葉もなにもない。
そこにはなんのコミュニケーションもない。
それよりはずっと、「○○ちゃん、ダメでしょ」と
話しかける飼い主さんのほうが私は好きなんである。
(短い言葉をバーバルキューとして教える時はまた別の話)

メナも、まわりの状況や私のボディランゲージから
多くのことを読み取ることができるようだ。
「座って」「伏せ」「待って」は言葉として
理解しているが、後はその時々で適格に反応してくれる、
いわゆるしつけ教室いらずのタイプ。
静かな広い公園での散歩では、座れや伏せなんて要らない。
「待って~」とか「もっとゆっくり歩いて」、「ちょっと待って」
「こっち」で動いてくれる。
メナとの散歩が楽しいと思えるひと時
さて、メナは短い間に何回私に確認をとってくれたでしょう?


テーマ:犬との生活 - ジャンル:ペット

  1. 2012/03/22(木) 18:05:37|
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