バウニャウ犬まみれネコまみれ

犬まみれネコまみれの日常をつづったブログです。 保護活動のスタッフもしているので今までにたくさんのイヌネコを保護し育ててきました。可愛い写真を中心に紹介していきたいと思います。

「カリスマドッグトレーナー」を見て

ザ・カリスマドッグトレーナー シーザーミランというヒトの番組を
BSで偶然見た。

他のインストラクターや訓練士の方のブログやテレビ出演などを
見ても、自分と少しやり方が違っても
批判的にならないようにとこころがけている。
面白いな、と思えることも、なるほど、これは勉強になるわ、と思うこともよくある。
以前某番組でみた中年女性のひどい強制訓練には
嫌な思いがしたけれど、
でもテレビで放送するくらいの方たちはだいたい、
我慢できないようなむごすぎる扱いはしていない。

でも、このシーザーミラン?
ひどすぎないか?!
ブルドッグ2頭とコッカースパニエルの抗争に
手を焼く家族のもとに赴いて
3頭をむりやりベンチに座らせている場面、
コッカーがあきらかに顔をそむけて眼を
神経質なまでに細めてまばたきを頻繁にしているのを
「ほら、リラックスしているでしょ」
怖がっているんだよ、嫌がっているの!
この状況がこの犬には辛いのに、
犬のこんなはっきりしたシグナルすら読み取れないヒトなんだ。

ブラッシングを拒否するマルチーズの扱いも酷い。
無理やり力づく、とはこういうことをいうのだ。
首根っこをつかんで釣り上げて動けないようにして
パニックになった犬をカット、
外では従順だが室内では言うことを聞かないという
保護犬に対しては、何故かゴールを
「室内で横倒しにする」と決めてしまっていた。
外では自ら横になり、お腹を撫でてもらっている犬が
室内ではガンとして横にならないのなら、
その犬にとって室内の何かが、または室内そのものが
まだ安心できる状況として受け入れられていないのではと
考えが及ばないらしい。
つるつる滑る床か、それともその子にとっては
スペースの問題かもしれないが、
外ではできるのだから、室内でできない原因を
探してから対処を考えてやったほうがフェアだろう。
なのに口輪をして紐で首をしめながら
無理強いで横倒しにすることに専念する。
そして攻撃的な犬という、この子に関しては
誰がみても「恐怖」からだとわかるはずなのに。
最後は柔道ならお見事!といえるような
背負い投げのような横倒し。
一体何がしたかったの??
猫と仲良くさせるためにって
猫をキャリーに入れて犬の前に置くなんて
逃げられない猫の恐怖のことは考えてないの??
この人はすべてを「服従」「攻撃的な犬」「支配」で
済ませているが、ムツゴロウさんのブログに
このカリスマトレーナーに疑問を持った方からの
質問があった。
ムツさんは歳とって角が丸くなったせいか
こんなふうに答えていた;
このトレーナーは天性の素質は持っているのに
科学的、動物行動的な理論のうらづけが乏しいのが
惜しい、もっと勉強されたほうがいい・・・
ムツさんのことは好きだけど、ちょっと優しすぎる言い方だと思う。
このカリスマ、つねに紐で犬の首を締め上げて
力で制御している、そしてすごいのは
咬まれても動じないこと。
これは皮肉で言っています。咬まれるトレーナーは
三流です。だって犬に咬むという経験をさせてしまっているから。
彼は「咬んでも無駄だとわからせている」と言っているが、
それはたまたま相手が脅しや防御のため以上に
ひとを攻撃しようと思っていない、
常識が残っている犬だからでしかない。
猫と犬でも、スケボーに執着する犬でも、
彼は「慣らす」といっているが
これも慣らすなどという優しい方法ではなく
「曝露(ばくろ)」というショック療法に近いのではないか?
1時間見ながら最後のほうでは本当に吐き気が少ししてきた。
これをカリスマと尊敬して飼い主があんなやり方や
首絞めリードを使いだして、不幸な犬が増えるのではないかと
思うと我慢できず、他のインストラクターを非難しないという
戒めを破ってしまった。
でもひどすぎるよ~こんな番組が人気なの?

犬は安全だと確認できれば、そしてヒトを信頼できれば
自分から横になる。 そうできる環境を作ってあげることは
時間がかかるけど一番フェアなやり方だと思う
hurima24.jpg

テーマ:しつけ・トレーニング - ジャンル:ペット

  1. 2012/03/08(木) 20:40:53|
  2. トレーニング
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  4. | コメント:0
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