バウニャウ犬まみれネコまみれ

犬まみれネコまみれの日常をつづったブログです。 保護活動のスタッフもしているので今までにたくさんのイヌネコを保護し育ててきました。可愛い写真を中心に紹介していきたいと思います。

ペットの老いと介護

18歳になる老猫パルの容体が悪化している。
10日前に2度目の大量の血尿が出て治療、
薬を何種類か飲んでいるが、
今度ばかりはもうダメかと思われた。
腰がたたないでフラフラする、
食欲の塊だったのが食べないことがあり、
食べるペースもガクンと落ち、体重が激減した。
血尿は薬でようやく止まったが、ひどい失禁が続いた。

30年の間にブリ、グレタ、プーニャン、
茶々丸、そしてレディ、ソフトと見送ってきたが、
若いソフトの時に少しだけ介護のような
真似はしたものの、それもほんの数日、あっという間に
若い白犬は逝ってしまった。
パルが私にとってほぼ初めての介護といえるかもしれない。

パルは人馴れしていない猫で、ずっと気楽な同居人のような
ルーズな結びつきだった。
だからこそ最愛のグレタやレディの時のように取り乱さず
客観的に老衰の経過を見つめ、世話することができたのかもしれない。

血尿後、ところ構わずの失禁が続いた間は
ケージに入れようか悩んだが、
もう長くないだろう日々を
ケージ暮らしは可哀想に思えてやめた。
ソファとベッドだけは勘弁してもらいたかったが
足腰が弱っていてベッドに上がることが
できなくなっていたので助かった。
パルのお気に入りの1階の一人用ソファに
低い椅子をつけて登れるようにしてやり、
ソファにはペットシーツやタオル、クッションなど
何重にも敷いて、そこで失禁してもいいようにした。
1階はワイドやスーパーワイドのシーツを
敷き詰めたが、ソファの上で寝ていても
すぐ失禁する、ちょっとでも汚したら
寝ていて気持ち悪いだろうと敷物を取り換えるので、
1日の洗濯は凄い量になる。
慢性の便秘が持病だったが、3日おきくらいに
するウンPは下痢に近くなっていて、
それも必ずしもシーツにはしてくれない、
1階にはしじゅうかすかに糞尿の匂いが漂うようになった。
パル2011.2.14



1日中1階のエアコンをつけているので
多分光熱費はすごいことになるだろう。
電気毛布の代わりに小型湯たんぽを使い、
1日に何度もお湯を入れ替える。
低温やけどしないよう身体の向きを変えてやる、
・・・暇で家にいるこの時期だから
できたことだと思う。
猫1頭でさえこんななのに、これが中型や大型の犬だったら、
どれほど大変だろう。
以前散歩仲間の一人が中型の老犬の介護を1年近く経験していたが
ボケも進んで夜泣き、徘徊、咬み、失禁など
本当に辛かったとのこと。
ペットを飼う際は健康管理だけでなく、老後の
こういった介護の可能性まで考えなくては
いけないのだけれど、実際には
偶然の出会いで家族になってしまうかたのほうが
多いだろう。
家族の中に病人がいたり、仕事や親の介護で
どうしても充分にペットの介護ができないことだって
ありえる、それぞれ事情が違うのは理解できる。
では飼い主としてペットが老いた時のための
最低限度の心構えは?
色々人によって考えはあるだろうけれど、
私はペットを迎えてすぐ、主治医を決める際に、
安楽死についての先生の考えを聞いておくことでは
ないかと今思っている。
獣医さんならどこでも安楽死をしてくれると
思いがちだが、実は
日本では安楽死について否定的な獣医さんも
いるし、後々の訴訟などを恐れて避ける先生もいる。
以前東京のセンターでお会いした老猫の飼い主さんは
主治医に断られ、病院を何軒も尋ねたあげく
センターで安楽死してくれるからと言われたとのこと。
世間知らずのそのご家族は、センターで
1頭ずつ丁寧に「安楽死」をしてくれるのだと
思い込んで連れてきたのだった。

老いたペットの介護がとてもできない状態になる
可能性は誰にでもあり得るという前提で
話をするが、そんな場合に捨てるという選択肢だけは
避けてほしい。
それよりは家族が立ち合い、痛みの少ない方法で
老いたペットの安楽死まで責任を持っていただきたい。
迎えたばかりの浮かれた気持ちに水を差すようだが、
そういった確認をしておくことは、
ペットに対する責任の重さを自覚することに
なるのではないかと思っている。

ところで肝心のパルだが、もう無理かという瀬戸際から
なんとか生還して現在のところしぶとく生きている。
残された日は長くないかもしれないが
食欲も戻りつつある。
失禁はほぼなくなり、ちゃんとシーツで用を
足そうとしてくれるので、シーツから
外しておしっこしてしまうことが多いのは
仕方ない、よろよろしながらシーツに向かう
健気さがいとおしいとさえ感じる。
だるそうだけれど鋭い痛みはないようなので
1日でも長く生きてほしいと願っている。

パルの場所が一番暖かくて居心地がいいからか、
心配しているからか、パルにひっついているのび太とハッピー
1日中独りでいるので、時々はこういった接触も
刺激になっていいんじゃないかと放っているんだけど、
パル、ぺしゃんこになってる?

テーマ:犬猫のいる生活 - ジャンル:ペット

  1. 2012/02/24(金) 10:03:42|
  2. 老いたペット
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