バウニャウ犬まみれネコまみれ

犬まみれネコまみれの日常をつづったブログです。 保護活動のスタッフもしているので今までにたくさんのイヌネコを保護し育ててきました。可愛い写真を中心に紹介していきたいと思います。

ゆずの木

新年あけまして・・・多分おおくの方が
お祝いの言葉を言うのをためらわれているだろう新年だけれど
・・・・それでもやはり、おめでとうございます。
今年が平穏な年でありますように、
これ以上災害が起きませんように。

今年は元旦夜明けに総持寺にお参りしたくらい、
のんびりと2日間を過ごしている。
そうだ、庭のゆずで柚子茶でも作ってみようか、と
庭に出てみたが、例年ならそれこそ腐るほどたわわに
実るゆずが、5~6こしか見つからない。

生け花の資格を持っていた母は、さまざまな野草を植えて、
野趣に富んだ庭を愛でていたが、野暮な私には
とうてい手入れもできないので、
一部の庭木だけを残して片付けてしまった。
残されたうちの1本がゆずの木だったのだが、
この木には母の特別な想い出があり、
それだけにかえって、母が亡くなってしばらくは
その実を手にすることも避けていた。
それでも何の世話もしないのに毎年毎年
変わらずに無数の実をつけてくれた。
昨年ころからわだかまりなく実を採り
おすそわけに使うことができるようになっていたのだが、
いくら探しても実がなりそうな気配すらない。
一体どうしたのだろう?
まさかあの震災の影響?

考えあぐねて思い出したのは、枝切りの時期。
毎年初夏までは放任、夏の間は成長が速いので
何度か伸びた新枝をかなり思い切って刈り込んでいた。
それが、昨年は夏場にさぼり、秋もかなり深まってから
慌てて剪定というか手当たり次第に切ってしまったのだ。
その時すでに実になるはずの芽ができていたのを
ほとんど切り落としてしまったのかもしれない。
時期を間違えての剪定はとんでもない結果になるということか。
毎年何百という実をつけてくれていたのに
申し訳ないことをしてしまった。

犬との関係でも往々にして似たようなことは起きる。
子犬を迎え入れた時、保護犬を譲り受けた時、
それぞれにやり方は違っても、まず大事なのは
お互いの間の絆作り。
特に成犬で迎え入れた時に陥りやすいケースは、
犬が緊張してストレスが溜まっているのに
外見の愛想の良さから、「まずゆっくり休めておく」ことを
せずにいきなり「剪定」してしまう場合。
どんな犬も新しい環境にいきなりまったくストレスなしに
馴れるということはありえないと思う。
尻尾を振り、愛想よくふるまうのは新しい環境、新しい人間に
必死になって溶け込もうとして努力している可能性がある。
そんな時、まずやるべきことは枝を充分伸ばすだけの時間と環境を
与えてあげることではないだろうか。
私は保護犬を「充分に寝かせる」と表現していた。
ハイパーな動きをする犬は生まれつきの場合もあるが、
ストレスからくる場合も多い、充分に「寝かせてやる」ことで
隠れていた本来の性格がようやく表れることが多い。
剪定は次の段階だと思っている。
トレーニングというより、各家庭ごとのハウスマナーを
1~2に絞って教えていく。
いきなりたくさんの約束事を強いるのは
ルール違反だと思う。
わが家でいえば、トイレマナーや散歩での引っ張り云々より
なにより、たった一つ「先住の犬猫~特に猫に手を出すな」。
これだけを当日から徹底し、後は最初のうちは眼をつぶった。
子犬でも成犬でも、あまりに早い時期に
伸び始めた「枝」を切り刻んでしまうと
萎縮し縮こまった「実のならない木」になってしまう。
一方で適切な時期に絆作りに手間をかけずに
放置しておいて、問題行動が起きてから
慌てて荒っぽい手段を使うと、
犬の中の「大事な何か」、そして人との間の絆さえも
喪ってしまうことになりかねない。
「初めに愛ありき、そして信頼は丁寧に培うもの」
ということだろう。

わが家のさびしいゆずの木
ゆずの木




テーマ:しつけ・トレーニング - ジャンル:ペット

  1. 2012/01/03(火) 00:13:17|
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