バウニャウ犬まみれネコまみれ

犬まみれネコまみれの日常をつづったブログです。 保護活動のスタッフもしているので今までにたくさんのイヌネコを保護し育ててきました。可愛い写真を中心に紹介していきたいと思います。

『ピースワンコジャパン新潮記事』に思うこと

気が重いのだけれど、ここまで問題になってくると
やはりピースわんこジャパンについて考えてしまう。

私はほとんどセミリタイアの身だから、頑張っている団体に
あれこれ批判する立場にないし、
できるだけ沢山の団体がどんどん立ち上がってゆくことこそが
動物愛護の認識の底上げに大きな力になると思っている。
実際のレスキュー活動はせず啓蒙活動を中心に活動する団体も
必要だし、現場の零細・個人活動家ももっともっと沢山必要だ。

以前は、あまりに情熱的に全精力を注ぎこんで活動する
若い人を見ると、倒れてしまわないか、燃え尽きてしまわないか心配だったが、
今はそういうやり方も、世間を動かす牽引力として必要だと
考えるようになってきた。
どんな団体でも、多少考え方の違い、活動の違いがあっても
根底に動物愛護の気持ちがあれば
大局的には同志なので、どんどん増えていってほしいと願っている。

ピースわんこジャパンが話題になった時は
これだけ大きな組織ができたことは頼もしいわ、と喜んだのだが、
新潮記事の後、色々な情報が入ってくるにつれて
どうも胡散臭い、この代表たちは本当に動物愛護に突き動かされて
動いているのだろうか?と疑問が湧いてきている。

・莫大な寄附の会計報告がないこと、
・殺処分ゼロを謳っているが、1500頭ほどの犬の世話の人数が
極端に少なすぎ、とうてい最低限の世話ができていると思えないこと
・1500頭保護飼育の現場を非公開にしていること
これらも問題だが、一番大きな不審点は
不妊去勢手術を行わずに飼育管理、譲渡していることだ。
そしてそれを「他の国では不妊手術はしていない」
「リスクがある」といった机上の理屈で平然と説明していること。

動物愛護の精神から保護活動をしている団体、個人活動家の
ほとんどが、不妊手術のリスクについて充分わかっている。
それでもなお実施せざるを得ないのが今の日本の現状だということを
理解しているから、手術を実施しているのだ。
大西代表?とやらが「ドイツでは・・云々」と言っていること自体が
「ああ、このヒトはレスキューの現場を経験していない、
頭でっかちな人物だな」と思わせているのだ。
もしくはもっと酷いことに・・・・大金の動く儲け話、と思っている輩なのか。

「30以上の保護団体が公開質問状を提出」ということも
よくある内輪もめ、近親憎悪ではなく、それがどういう影響を
自分たちに及ぼすか、怖れているからだと思う。
1頭のメスが手術を受けずに野に放たれた時、
1年でその1頭からどれだけの子が孫が増えるかを
想像すると、1頭の譲渡に苦労している活動家は
脱力感に襲われるのだ。
「譲渡先に不妊手術をするように要請している」というのが
ただの弁解にすぎないことも、当人はわかっていないのかも。
どれだけ口うるさく譲渡時に伝えても、
100人中何人かは「可哀想だから」「面倒だから」手術をしないし、
100人中1人は「1回だけ産ませてみたい」
「子供の情操教育の為、生命の誕生を教えたい」などとほざいて
産ませる奴が必ずいるのだ。
その1頭から数年後には譲渡した数と同じ100頭が誕生する可能性がある。
*生命の尊さを本当に子に教えたいなら
 命消えてゆく老犬病犬を引き取って親身に最期まで世話をする親の姿を
 見せる事のほうがず~っと子供の魂に響くというのに、
 そういうのはパスするの

はぁはぁ・・・ちょっと熱くなってしまった。
ピースわんこジャパンが謳っている理想と異なる団体かもしれない、
その疑いは濃いのだが、だからといって今更
潰れろ、とは言えない、何故なら、ここでピースわんこが潰れたら
悲劇に見舞われるのは保護されている犬たちだからだ。
とにかく最低、不妊去勢手術はしてください。
そして次の段階で、しっかりした会計監査人を迎えて寄附の用途を明確にし、
(多分お金は本当なら充分集まっているはずなので)
有償ボラを雇ってても、保護した犬たちの世話を充分に徹底し、
保護飼育現場を公開してほしい。

ピースわんこの一番大きな罪は、これで
「保護団体ってやっぱり胡散臭い」という認識を広めてしまう危険を冒したことだ。



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