バウニャウ犬まみれネコまみれ

犬まみれネコまみれの日常をつづったブログです。 保護活動のスタッフもしているので今までにたくさんのイヌネコを保護し育ててきました。可愛い写真を中心に紹介していきたいと思います。

子犬の時の社会化がその犬の一生を左右する


昨日の早朝

画像を見るだけで寒さが蘇る。
冬の早起きは辛い。 それでも行くのは、犬たちの生き生きした姿を
見るのが楽しいし癒されるから。
2016-12-15多摩川1 

メナは冷静な犬だが、お気に入りの犬に会うとこんなふうにちょっとだけはしゃぐ、可愛い♡
 2016-12-15多摩川2 2016-12-15多摩川3 

2016-12-15多摩川5 2016-12-15多摩川6
2016-12-15多摩川4  2016-12-15多摩川7
アリーもパティも、サムだけに異常なパッションを持っている、
サムはただただ絡まれて迷惑なだけなんだけれど。
彼女たちに共通するのは、多分他の犬と上手に接触する機会を与えられないまま、
他犬への社会化がされないまま生きてきて保護され、
最初に無条件に受け入れてくれた犬がサムだった、ということ。
サムを通して犬社会に少しずつ馴れていったのだ。
そうそう、アンもそのひとり。

だが、小さいころから犬仲間に接してきたサムは
それほど他の犬に関心がない。メナも特に気が合う子以外は
あまり関心がないし、散歩で会う落ち着いた子たちも、
実は同じ、他の犬は「ありふれた存在」でしかないのだ。
それがじゅうぶん社会化された犬たちの日常、
気が合ってちょっと遊ぶ子が2~3頭いる、でも他の犬とは
ちらっと挨拶するくらい、それよりかおやつをくれるヒトのほうに
関心がいっちゃう。それも誰彼無しに飛んでいくのではなく、
見知らぬヒト、ちょっと違和感のあるヒトには
近づかない慎重さを持ってる。ヒトへの社会化、豊富な経験が
そういった賢さを身に着けさせるのだ。
おとなになってからでもある程度社会化はできるが、
子犬のころから良い経験を沢山してきた子は無敵だ。


保護犬出身のRちゃんは何か月もシェルターにいて
この夏、ようやく新しい家族に迎えられた。
まだ1歳前だが、ピットブルの血が入っているらしい、夏はまだ子犬の面影が
残っていたのが、みるみる逞しくちょっと強面に(女の子だけど)。
彼女は犬に関心がありすぎること;
遊び方がひたすら追いかけてガウガウするという一方的なものであること:
飼い主に関心がなく(少なくとも散歩時は)、呼び戻しが利かないこと:
という点で困ったちゃんになりつつある。
本人は最初のうちはただ遊びのつもりなのだけれど、
無遠慮なので反撃されると、喧嘩ーといっても口と口を向け合って
ガウガウとやるだけ、怪我等今の所ないのだがー
が始まってしまう。 

嫌がられたら引き下がる、
自分が「やられる」側になったりと押すだけでなく引く駆け引き、
落ち着いてゆったり一緒に散策する、
先輩には敬意を表す、
などという犬として常識的なことができない。
ただひたすら追いかけまわすので、
段々他の犬にも飼い主にも敬遠されていく。



メナはひたすら距離をとって避けている。
夏にはとりあえず一緒に遊んであげていたサムも
今はもう「やめろ!」と拒否してガウガウされてしまう。

なのにアリー、よせばいいのにRちゃんの追いかけっこに乗ってしまった
2016-12-15多摩川8 
走りでは自信があったんだろうけど、あいにくRちゃんも速いんだった。
捕まっては乱暴にガウガウされる、
フリーズして「ちょっと休憩して」「もうやめよう」とサインを出すアリー
さすがにこのサインはRちゃんも理解できるのだが、
待たされることにイライラして身体を振っている
 2016-12-15多摩川9
 アリーにもうやめて戻ってくるように声をかけるのだが
逃げ出すのはアリーのプライドが許さないのか、この後も
何度か追いかけられっこ!にチャレンジするアリー。
私としては、Rちゃんに全面の信頼を置けない、
いつ捕食モードにスイッチが入るかと気が気でなかった。
画像ではわかりにくいが、体格差がかなりあったからだ。
割って入ろうにも、追いつけない。
アリーがそばに来てくれないと庇えない。

だがそこに、気のいい1歳のテオ君が割り込んでくれた。
体格ではRをはるかに上回るテオは、Rちゃんの相手も
気楽にこなせる大型のゴールデンドゥードゥル(ゴールデンとスタプーのハーフ)。
緊張しかけた場を和ませる力を持ってる子だ。
2016-12-15多摩川11 

パティまで追いかけられて、こちらはもう必死!
「ひぃ~~」と泣きながら逃げまわって、手近なヒトの脚の間に
逃げ込む。こういう乱暴な子は大の苦手なパティ。
自分はサムを齧りまくってるくせに(#^^#)
2016-12-15多摩川10 


小型犬だと、周りにこういった脅威を与えないので、
子犬の頃からの社会化に飼い主はあまり関心を持たずに
可愛い可愛いだけで過ごしてしまうことが多い。
だが、実態は、その多くが小型版Rちゃんになるわけで、
いくら小さくでも一緒に暮らす上で後々色々な問題が
起きてくる、というわけだ。


社会化はどんな犬種でも、ピットブルでも、子犬のころからすれば
とても楽にできる。
子犬には他の犬もヒトも脅威を感じないので、
みんなが受け入れてくれるのだ。
2016-12-15多摩川13
 
  1. 2016/12/16(金) 06:16:52|
  2. トレーニング
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<昨日の続き 大きさの違う犬同士理想的な遊び方を見る | ホーム | 佐藤愛子さん>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://guretaparu.blog45.fc2.com/tb.php/1391-320d645d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)