バウニャウ犬まみれネコまみれ

犬まみれネコまみれの日常をつづったブログです。 保護活動のスタッフもしているので今までにたくさんのイヌネコを保護し育ててきました。可愛い写真を中心に紹介していきたいと思います。

アリー日記   ~犬の寛容性~

16日夕食       17日        18日
2016-10-16アリー夕食 2016-10-17アリー朝食 2016-10-18アリー朝食 2016-10-18アリー夕食

20日
2016-10-20アリー朝食 2016-10-20アリー夕食

アリーは散歩でも家の中でも、サムとメナに容赦なく絡む。
どこに行くにも2頭の後をついてまわる。
それでも怒ることもなく、相手をしてやってくれている。
サムとメナがいなかったら、私の保護活動は成り立たなかっただろう。
それはレディの時も同じだった。
レディは外では他の犬を嫌っていたが
家の中では犬であれ猫であれ面倒見よく頼りにされていたっけ。
サムは根っからの平和主義だが、メナは受け入れるまでに
一定の時間がかかる。
新参者が無遠慮に寄ってくれば唸り、威嚇するが
その動作が攻撃にまでいったことはない。
そしてある日突然その犬のすべてを受け入れてくれる。
「すべて」というと大げさに聞こえるかもしれないが
文字通り、すべて、なのだ。
じゃれて時に嚙み方が強すぎると「キャンッ」と鳴いて
「痛いじゃないの」と伝えるが、本気で反撃など一切しない。
あまりに鬱陶しいと逃げ出して隅に隠れるくらい。
不思議なことに相手にもその「ある日」がわかっているようで、
その日を境に傍若無人に振る舞いだす子が多い。
いったん群れの一員として受け入れたら、
そのすべてを許すという、人間には到底できないような
犬の寛容さが私を魅了する。


かつて狼の群れの観察結果から、
狼とその子孫と言われる犬は、厳しい序列があり
鉄の掟からなる階級行動で群れが成り立っている、といわれた。
だからヒトも、犬の序列の上位者にならなくては
犬になめられ、尊敬されない、などという理屈から
強制訓練が組み立てられたのだが、実は
その観察対象の狼の群、が人工的な「寄せ集めの血縁関係のない狼の群れ」で、
自然では家族単位で行動する(血縁の濃い群れ)狼の行動とは
異なる点が多々あったということがわかったのだ。
現在でも犬に関する研究と称して、日々多くの発表がされているが
それが正しいものかどうかは、しっかり見極めないと
こんなふうにとんでもないことになる。

犬の群れではさらに緩いつながりが観察されている、
これは腐肉やゴミ漁り、といった、狼のように
生死を賭けた狩りの必要がない食生活の影響もあるのではないかと
言われるが、30年以上犬という生き物と生活してきて、
保護動物を家に入れる際の犬たちの行動を見ていると
確かに、「鉄の掟」とか「序列、階級」といった
恐ろしいものに、犬たちは縛られていないように思えるのだ。
その点、ヒトは犬に対して「家族」とはいいながら
ちょっとしたことで叱る、体罰を与える。
メナたちと比べると、寛容性に大いに欠けている。

ただし! 先住犬の性格や体格などを充分考慮して
保護犬を迎えることは重要だと思っている。
気の弱い大人しい犬にとって、自分よりかなり大きくて
攻撃的な犬を受け入れることはかなりのストレスになる。
また先住犬の日常が穏やかでストレスのないものでないと、
新たなストレスを受け入れる素地がない。





19日早朝
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  1. 2016/10/22(土) 00:07:38|
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