バウニャウ犬まみれネコまみれ

犬まみれネコまみれの日常をつづったブログです。 保護活動のスタッフもしているので今までにたくさんのイヌネコを保護し育ててきました。可愛い写真を中心に紹介していきたいと思います。

叔母と電話でよもやま話をした夜、
久しぶりに夢を見た。
夢はたぶん毎日見てるんだろうけれど
歳とってくると、起きた時に
覚えていられなくなってるんだろう。

あやふやな記憶だが、
どうやら親戚一同で祖父母のお墓参りに
行くことになったらしい。
それでみんなの都合を合わせようとするのだけれど
中々これが合わない、誰それが
車を出すから途中で誰を拾っていくだの
いや電車で行くからいい、とか
途中から何故か私が連絡係になっていて
もう面倒くさいことこのうえない。
両親も、都合がどうのこうのと
注文をつけてくるし・・・

そんな夢だった。
起きてからちょっとボーっとしていて、
段々「あぁ、夢だったんだ」とわかった。
その途端、涙がどっとあふれ出した。
そうだ、父も母も、もう何年も前に亡くなっていたんだった。
それを思い出した時、
夢の中でもっとちゃんと顔を見ておけばよかった、
もっと話をすればよかった、と。
亡くなってからしばらく、ずっと夢でいいから
もう一度会いたい、と願ったのが、
今頃それも夢の中ではほんの脇役でうっすら出てきたのが
情けないやらちょっと可笑しいやら、
でも亡くした当時の喪失感、心細さがリアルに思い起こされて
泣いてしまったんだった。

この歳になっても、夢に亡くした人を見て
泣くくらいなのだ、ほんの1年前に恐ろしい災害で
家族を亡くした人は毎日どんな悪夢を見て
泣いているんだろう。

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」
犬は夢を見るか・・・もちろん見る、
では悪夢はみるだろうか。
boouoo47.jpg

テーマ:その他 - ジャンル:その他

  1. 2012/03/31(土) 18:58:50|
  2. つれづれに
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「動物感覚」についてと、老猫パルの優雅?な1日

しつこいようだけれどテンプル・グランディンの「動物感覚」、
もう最高にエキサイティング!
まだ読み終えていないので感想なんて言うのは
早いけれど、もう面白くてたまらない。
膨大な資料を元にしているとはいえ
時に乱暴ともいえるような飛躍あり、
「ちょっと、そんなこと言っちゃって大丈夫?」
みたいな意見あり、素人の私が常々思っていながら
根拠ないよなぁ、と躊躇っていた推論なんか
言っちゃったりして。
でも決して嫌味じゃないの。
翻訳者の力量もあるのだろうけれど、
対象を真に理解し把握している人の文章はわかりやすくて簡潔。
ワクワクする。
例えば「支配的な犬」なんて表現は
今はもう古い、とされているし、私自身も
支配的な欲求が問題行動につながっているケースは
あまり多くないように思えるけれど、
そんなことで目くじらたててたら
この本の面白さはわからない。
この人は、「怖れていない」んである。
以前「マリアン・ドーキンズの「動物たちの心の世界」を
読んだ時、タブーとされていた「動物に心はあるか」という
テーマに踏み込んだためか、慎重に慎重を重ねた
検証方法や表現に、読んでいて疲れてしまったのを
思いだす。
それが本来の学者のあるべき姿勢なのかもしれないが、
なんとか理解しようとして頭がグチャグチャになったっけ。
グランディンは自らがアスペルガー自閉症であることを
武器に変えた。 他人の非難や中傷をおもんばかることを
知らないのではないだろうか。
興味を持ったものに向かって何も考えずに
まっすぐにぐんぐん突き進む。まるで子供のようだ、しかも天才児。


パルは相変わらず、それなりに好調だ。
湯たんぽで24時間お腹を温めているのがいいのかな。

テーマ:猫のいる生活 - ジャンル:ペット

  1. 2012/03/31(土) 17:14:56|
  2. つれづれに
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0

手作り化粧品

先週の日曜日、手作り化粧品のワークショップに参加した。

最近知り合ったSさんが、手作り石鹸やアロマの講座を
開いていらっしゃることを知り、
色々お話しを伺った。
主に犬のためのソープやアロマが中心とのことだったが
わが家の今のメンバーはほとんどシャンプーしたことも
ないし肌トラブルもないので
それほど切実な必要性を感じていなかった。
でも、そういえば、過去に預かったアーサーと
まるおが一時肌トラブルに見舞われたっけ・・
アーサーは去勢後に腹部に湿潤系の湿疹が表れたもの、
まるおは長期にわたる病院ケージ拘留の
ストレスによる抵抗力低下で、真菌由来の禿げが
体中にできたもの(それが可哀想でわが家に引き取った)、
どちらも時折の薬浴と生食、ゆっくり「寝かせる」ことで
完治したので、遺伝的なものではなかったもよう。
でも、しつこい湿疹や肌の深刻なトラブルに悩む
犬猫も増えているようだし、
こんなふうにそういったペットのために
真剣に考えてくださる方がいるのは心強い。

お話しをしながら、ふと「人間用の化粧品は
手作りできないんですか?」とお聞きすると
できますよ、とのお返事。

じつは私、自分の化粧品についてちょっと
悩んでいたもので・・といっても生まれつき肌は頑丈、
肌トラブルではなくて、これでも「動物実験をしていない化粧品」に
こだわっているんである。
菜食主義にはなれそうもない、でも毛皮は着ない、など
軟弱な動物愛護家な私だが、化粧品のために
拷問を受け続けるうさぎ(身体を固定されて眼に試験薬を点滴され
続け、どのくらいで眼が潰れるか試される)や
実験用に売られた犬猫が「たかが化粧品」のために
どんな残酷な実験を受けているかを見てしまってから
できるだけ実験をしていない化粧品の応援をしよう!と
決心したのだ。
表面上「動物実験していません」と謳っている会社でも
じつは下剤は下請会社から仕入れていて、
その下剤は動物実験している、なんてお話しも
聞いたので、今は動物実験に積極的に反対姿勢の
化粧品を作っているマイナーな(失礼?)会社から
ネット購入している。
以前たまたまその社長とお話しする機会があった。
当時動物実験していない化粧品会社が日本になかったため、
自分で化粧品会社を作ってしまったという愛犬家で、
その姿勢に共鳴して、個人的に応援したくて
その化粧品を使っているというわけ。
ただ、どうしても少しお高めになるので
・・といっても某一流化粧品会社のものほどではないが、
気軽にバシャバシャ使うのがはばかられる(私だけ?)
別に究極の美を求めているわけでもないので
動物実験していない安価なボディ化粧水なんて
ないかしらん、と探していたところだった。

そんなお話しをすると、Sさん、気軽に
「じゃぁ、今度そんな講座を開きましょう」と受けて
くださったというわけ。
当日はもう一人のお客様と3人で、楽しくおしゃべりしながら
「ラベンダー芳香蒸留水で作る化粧水と保湿乳液」を
作った。
Sさんって、おっとりとした春風のような
穏やかな雰囲気の方だが、子供のように「これは何?」「なんで?」
と質問攻めにする私に、ていねいに全部
答えてくださる、すごい知識量だ。
テンプル・グランディンの「動物感覚」を今読んでると
いう話をしたら、現物を本棚から取り出して見せてくれた。
同じ本を読んでる、というだけで嬉しくなるものね。

材料はすべて用意していただき、私たちは蒸留水が
抽出されるのをお茶をいただきながら待ち、
ビーカーでカチャカチャ撹拌したり、
なんだか子供の時の実験でもしているみたいで
とっても楽しかった。
材料の一つ一つが天然のもの、目の前で
説明してもらいながら、「へぇ~」とうなづく。
レシピもいただいたが、費用や手間を考えると
こうしてワークショップに参加させてもらって
気軽に作るほうが安上がりだ。
参加費から計算すると、1本1000円ちょっと(化粧水と
乳液1本ずつ)という計算。
今回の化粧水は身体、顔、髪どこにも使えるということで
ためしにヘアーブラッシングウォーターとして
使ってみたら、髪に張りができた、しかもべたつかない。

天然防腐剤の効果は人工のそれほど強力でないので、
2か月くらいで使い切ってほしいとのこと、
また2か月後に是非ワークショップを開いてもらいたいわ。
仕上げの香りは色々なオイル(植物)から自分で
選べるので、今度はフローラル系で作ろう。
ペット用のソープやブラシングウォーターも
いいけれど、こうやって「自分で作る天然化粧品」が
もっと流行るようになれば、動物実験に対して
先進国に10年遅れているといわれる(もっとかな?)日本でも
もう少し関心が高くなるかも。

興味のある方はこちらまで(ただし、人間用の化粧品は
常時開催ではないので問い合わせしてみてください)
Peach Blossom

ワークショップ中接客をしてくれたビット君
人懐こい素敵な子
化粧品作り

テーマ:手づくりを楽しもう - ジャンル:趣味・実用

  1. 2012/03/30(金) 11:46:30|
  2. 動物愛護
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

お知らせ~地域猫の集いについて~

まずお知らせから:
横浜市地域猫連絡会勉強会のお知らせ
猫トラブル0をめざして:横浜市地域猫連絡会勉強会VOL.7
──「地域猫」から「家猫」へ:譲渡に関わるQ&A──

◆日時:4月1日(日)13時~16時
◆場所:市民活動支援センター 
横浜市中区桜木町1-1-56 みなとみらい21 クリーンセンタービル4F・5F
◆会費:300円
◆話題提供・山口一哉さん(行政書士事務所いずみ代書)
・飯村智子さん(神奈川県行政書士会戸塚支部)
◆事例報告・磯子区の取りくみ(磯子区猫の飼育ガイドライン推進協議会)
・鶴見区の取り組み(つるみ猫のカギしっぽ)・その他
◆パネルディスカッション
◆連絡・申し込み: 名前・住所・電話番号・所属する団体を明記し、
下記まで、FAXまたはメールにてお申し込み下さい。
※※※磯子区猫の飼育ガイドライン推進協議会事務局※※※
090-2454-7300(平日13時~17時)
045-753-6606(FAX)
メールアドレス chiikineko@annvet.net
*詳しくはこちら つるみ・猫のカギしっぽ

地域猫の活動については、多くの障害がある。
特に実際に世話をするヒトには
近隣の嫌がらせ・・・だいたいは非社会的な人物が弱い者
=餌やりする人に鬱憤をぶつけてくるケース;
周囲の無理解、金銭的・体力的負担などなど。
「地域猫」に携わる人に今必要なのは、連帯と知識では
ないだろうか。
捨てる人間が根底にいる、そういう人間は追及されず
なんの罰も受けないという現状では、
人道的、倫理的、合理的な解決方法は今の所
地域猫というとらえ方以外ない、ということを
地域全員が理解してもらえれば、
世話をする人はもっと堂々と、精神的にも楽になるはず。
まず、捨てた人間は現行犯でないかぎり(現行犯でも?)
追及できないので、その事後処理を地域で考えるしかない。
では、見つけたら片っ端から殺すという案は?
動物愛護の観点からも、猫が登録制でないため飼い猫と
捨て猫の区別が犬ほどつけにくいことからも
世論を味方にはできないだろう。
人道的に処理するとしたら、まずはこれ以上増やさない
ために手術をする;近隣にできるだけ迷惑をかけないよう
ボランティアが世話をする;
これを続けることで猫は現実に減っていく。
何故なら、野良で生き延びるようにはイエネコは
創られていないからだ。
だから事故や怪我、病気で1~3年で死んでしまう。
「長く生き延びられない」という悲しい現実が
解決策、なんて猫好きとしてはやりきれないけれど、
愛護センターや保護活動だけでは、次々と生まれてくる
不幸な猫を減らすことは難しい。
地域猫の活動と不妊手術の普及(+公的機関の助成)、
そして愛護法の強化を進めることが最優先課題。
そしてその運動の底辺となって支えているのが
実際に日々地域猫の世話をする人たちだ。
そういう人たちが、肩身の狭い思いをせずに
もっと堂々と活動ができるようになるためにも
是非、こういった地域猫の集まりにいらしていただきたい。
新たなネットワークが作られ、最新の情報や
手段が得られるかもしれない。
そういったネットワークの広がりが
一つの力となれば、公的機関も支援せざるを得ない
ということになる。
地域猫に少しだけ関心がある、という方ももちろん大歓迎です。

もうすぐこんな子猫たちが巷に溢れる季節・・・
728koneko6.jpg
  1. 2012/03/27(火) 01:50:26|
  2. 地域猫活動
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

老猫パルだけれど、どうやら復活した模様。
一時はもうダメかと思ったけれど、
おじいさん、なかなか根性がある。
食べなくなった時に、もう好きなものを
食べさせようと、野菜と煮込んだ
とろとろになった鶏と豚肉をスープごと
食べさせていたが、それもよかったんだろうか、
結局持ち直した原因はよくわからない、
けどとりあえず嬉しい。
一時危なかった時と今の顔つきで
一番変化がわかるのは目つき。
猫も痛みなど体調が悪い時は顔に
緊張がみられ、結果目つきが鋭くなるように思う。
調子最悪だったころ  どこか痛みがあったんだろうね
パル2
昨日のパル 顔に緊張がなくなって眼もぱっちりしている
ぱる1


犬は身体全体、色々な部位でその時の感情を
あらわにする。
顔もとても表情豊かだ。
顔を触りまくってみると、全体の皮膚がよく動き、
やわらかい。
鼻のまわりも皮は薄く柔軟だ。
柴犬のように鼻周りの皮膚が少し厚ぼったい子は
例えば鼻シワがよりにくい気がするのに対し、
レディなどマズルの長い洋犬は口や鼻まわりの
皮膚もやわらかく、色々な動きがしやすいように見える。
だからか、柴犬が鼻シワをする時は
かなり大げさな「ウ~ッ」になるのに対して
皮膚の柔らかい子は「ちょっとイヤ」の軽い鼻シワから
「寄るなッ!」の大げさな鼻シワまで
結構バリエーションがある。
犬の毛色や柄も、表情を際立たせる役割を
果たしていることがあるが、
一方でそれが邪魔になっている場合もある。
黒い犬が相手にとって感情を読み取りにくいと
いわれるが、確かに一理ある。
社会化された黒い犬はそれを補うために
他の犬より頻繁に舌を出したり、白目を有効に
使うのではないかとも言われている。

日本では四ツ目といわれた眼の上の班、霊能力があるとも言われたらしいが、
表情を強調する助けになっているかも?
顔1
白地に黒斑って紛らわしくない?
顔2
表情豊かといわれるハスキー
顔3
メナの顔の模様はものすごく表情を際立たせる
顔4
白い犬は眼や口で作る表情が相手にわかりやすい?
顔5
グループのリーダー的な存在の犬だった。わかりやすい顔ね
顔6
ププッ可愛い ここまでへたれ垂れ耳だと耳での表現は難しい?
顔7
レディ 黒犬のこんな角度だと相手の犬には一切表情がわからないね
顔8
可愛いけど、相手の犬からしたらどうなんだろう?
顔9
立ち耳は表現に有利というけれど、飾り毛が邪魔にならないんだろうか
顔10
口周りが黒い子は日本ではあまり好かれない、泥棒顔だって・・
顔11
黒ラブって大好きだけど、喧嘩に巻き込まれることが多いとも聞いた
顔12
人間から見てもハンサム!表情もとても豊かな子だった
顔14
こうやって並べて見ると、ぱっと顔認識しやすいのはやっぱり白い子か
顔13


一方の猫はどうだろう。
勿論猫だって色々な
感情表現をする、一番わかりやすいのは
尻尾というヒトもいるが、飼い主と
親密な猫は、飼い主だけにわかる微妙な
顔つきで意思表示しているように思う。
じっと見つめる、ということ一つとっても、
なんか機嫌が悪いな、とか、
「すんごく好き」って言ってるな、とか、
わかる(つもりになってるだけ?)ものだ。
ただ、群れで行動するという本能的な欲求が
希薄な動物なので、犬ほど豊富なサインは
ないのかもしれない。
犬は自然と出てしまうサイン以外にも
相手に伝えようとする動きがたくさんみられるが
猫のそれは、感情がそのまま外に現れただけの
ものなのかもしれない。
単独行動が多い動物、例えば熊なども
顔の表情が素人にはわかりにくいと言われていた。
猫の世界でもやはり毛色や柄などは
表現に影響を与えているのだろうか。
私からみると、やはり黒い子は少しわかりにくい
ような気がする。
トラネコの額に見られるMマークのような
模様や縞は、表情をより際立たせるのに
有効なのではないだろうか。

黒猫 でも猫は眼が大きく、目立つ色なので、眼の表情ははっきりわかるね
額のシワとか鼻シワなんかがわかりにくいかも
猫顔5

猫顔8

猫顔1

猫顔2
わが家の姫、ハッピー う~ん、何も考えてないかも
猫顔3
のび太 
猫顔4
ラッキーのほうがおでこのMがくっきり
この額のMは、猫がトラの大王からもらったっていう伝説?があったっけ
猫顔6

猫顔7

こうやってみると、猫は色で眼の表情があまり邪魔されていないようにみえる。
犬ほど額にシワをよせたり、鼻シワをしたりをしないし
(鼻まわりの皮膚も固い!)
口を開けていることもないので、猫を飼ったことがないひとには
能面のような、感情がわかりにくい動物と思われてしまうかも。
眼はもちろんのこと、耳や尻尾、行動でもたくさんのことを
表現している、感情豊かな生き物なんだけどね。

テーマ:犬猫のいる生活 - ジャンル:ペット

  1. 2012/03/24(土) 16:00:49|
  2. 犬と猫について
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

犬について

先日購入した「動物が幸せを感じる時」が
面白かったので、同じくテンプル・グランディンの
「動物感覚」を買ってしまった。

読まなきゃいけない本がまだ積んであるのに;
それに整理しなくちゃいけない資料が
ず~っと山積みしてあるのに;
本3
本2
本4

「動物が幸せを感じる時」は本当に面白かったが、
ただ、中で各犬種ごとのグループ分けしての
実験では、その結果を犬種に原因している
(その犬種がオオカミの外見・行動をどれだけ失っているかなど)
というのが今一つはっきり納得できなかった。
弱い1頭をよってたかっていじめる、などの
行動は、もしかしたらその1頭の行動が
異常反応を引き起こしているだけで、
その1頭の行動についても遺伝や生まれ育った環境が
原因の可能性が捨てきれない。
各犬種グループを複数(それもかなりの数)揃えて実験したのか、
それとも各犬種1グループずつにすぎないのか、
また育った環境がみなある程度同じであったかによって
まったく違う結果が出る可能性がありはしないだろうか。
例えばハスキーのグループはたまたまみんな
子犬時期に他犬への社会化が十分だったのに対して
トイプードルで問題を起こした個体が
もしかしたら1頭だけで隔離されて売られていたなら
この研究結果は正しいとはいいきれなくなる。
「外見がオオカミに似ていてその行動も残っている犬のほうが
集団でうまくやれる」というのはなんとなく正しいように
思えてしまうが、実際はどのくらいの精度があるのか
気になっている。

というところで、メナについて。
レディとまるちゃんがいなくなって2年、
ソフトが亡くなって1頭になってから1年以上、
メナは相変わらずだとばかり思っていたが、
振り返ってみればあらら、ずいぶんと変わってきていた。
前は町中を歩くのはパニックに近い状態だったのが、
鼻息荒くしながらもふつうに歩けるようになっている;
(勿論車の往来の激しい所や人ごみは避けているが)
出かける支度をして、声をかけると
時間はかかっても自分の意思で2階から降りてくる;
そして先日はハウスペロでの実習モデルとして
知らないヒトとペアを組むことさえやってのけた。
勿論無理強いなどしていない、2階の控室から
自ら降りてきて、見知らぬヒトと共同作業を
してのけたのだ。
多分ハウスペロがこじんまりとしていて
同じ空間に信頼できる犬たちがいたという
環境が手助けになったのだろうが、
それでもこの2年の間に確実に変化していたんだった。
それどころか、昼食時には
他人の足元でおすそ分けをねだっていた。
私がメナに望むのは、パニックにならないでいられること;
そして私への信頼を深めてもらえること。
テンプル・グランディンは
動物の眼から見るものと人間が見ているものの違いについて
言っている。
私にとってはなんということもない風景の中に
メナはたくさんの警戒すべき物や音を感じているのだろう。
そのいくつかでも私が理解できて、そして理解していることを
伝えることができれば、メナはもっと変わっていくと思っている。
日々の小さな積み重ねが形になって表れるのには
こんなふうに時間がかかるものだ。
メールボックスに自動的に送られてくる
「あなたの愛犬が5分で変わる」なんて
ことは、少なくても犬の心を傷つけずにできるもんだろうか。

飼い主さんにアドバイスする時、
犬にキュー(合図)を教える際には
犬が混乱しないよう
余計な言葉をあまり使わないようにということがある。
でも、日常生活ではたくさん話しかけてもらっていいと思う。
犬は賢いので、
言葉ではなくシチュエーションや飼い主の身体の動きなどで
意図することを読み取ろうとしてくれる。
前に見かけたのだけれど、若いお母さんが
右手に幼児の手を、左手にミニチュアダックスのリードを
持って歩いているのを見かけた。
すると、その女性はいきなり楽しげに飛び跳ねている
ダックスのリードをわざと乱暴に踏んづけた。
犬はもんどりうってひっくり返った。
そんなことをして、憂さ晴らしにはなるだろうが
犬は恐怖から、今度は飼い主からできるだけ離れようともがいて
もっとリードを引っ張るようになるかもしれない。
今日見かけたご婦人は、テリアのミックスらしい子と
歩いていて、コンビニの前で犬に
「ちょっと待っててね、すぐだからね」と話しかけていた。
店外に犬をつないで独りにするのは
危ないことで、事故も、また盗まれることもあるので
避けてもらいたいけれど、
見ていてなんだか優しい気持ちになった。
犬は言葉はわかっていないだろうけれど、
店の前でなんだか話しかけられて独りにされても
いつもちょっとだけ待っていればすぐ飼い主が
出てくる、と学んでいるのだろう。
大人しく待っていた。
話しかけること、それはじつは飼い主にとって大事なことだ。
何故なら、話しかけるということは相手を「相手として」
認めることになるから。
擬人化がしつけによくないと言われているが、
少なくとも物として扱うことはできなくなるだろう。
そして話す内容に付随して自然と顔つきやボディランゲージも
それに合ったものとなるだろう。
犬にとって読み取りやすい、そして対処しやすいはずだ。
もしも無表情でいきなりリードを引っ張られたら
犬には飼い主から何も読み取ることができない。
そしてそういう飼い主さんは結構見かけるのだ。
なまじっかしつけの勉強をしているヒトに多いのかも
しれないが、普通に歩いていていきない方向転換する、
リードはガクンと引っ張られる。
信号で犬がうっかり止まらないとガツンとリードで
つるし上げる。言葉もなにもない。
そこにはなんのコミュニケーションもない。
それよりはずっと、「○○ちゃん、ダメでしょ」と
話しかける飼い主さんのほうが私は好きなんである。
(短い言葉をバーバルキューとして教える時はまた別の話)

メナも、まわりの状況や私のボディランゲージから
多くのことを読み取ることができるようだ。
「座って」「伏せ」「待って」は言葉として
理解しているが、後はその時々で適格に反応してくれる、
いわゆるしつけ教室いらずのタイプ。
静かな広い公園での散歩では、座れや伏せなんて要らない。
「待って~」とか「もっとゆっくり歩いて」、「ちょっと待って」
「こっち」で動いてくれる。
メナとの散歩が楽しいと思えるひと時
さて、メナは短い間に何回私に確認をとってくれたでしょう?


テーマ:犬との生活 - ジャンル:ペット

  1. 2012/03/22(木) 18:05:37|
  2. トレーニング
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

仔犬が(もうすぐ)来る!?

もう何日か過ぎてしまったけれど、
3月11日、震災から1年がたった。
TVでも特番を組んでいるところが多かった。
震災被害で苦しむ方たちのコメントの中に
「私たちのことを忘れないでほしい」という声が
あったけれど、少なくとも関東圏であの地震を
体験した人間にとっては生涯忘れることなど
できないのではないかと思う。
そしてさらに、原発事故という未曾有の体験は
日本という国に大きな影響を与え続けていくだろう。
けしてすぐに忘れることなどできない。
ただ、現場にいない者にとっては
「忘れない、でも思い出さない」日常がある。
現場にいるヒト、身内を亡くされたヒトのことを
「思い出す」ためにもマスコミは是非
これからも取材放送を続けてほしい。
薬害でも公害でも、のらりくらりと時間をかけることで
風化を狙っているかのような政府の対応を
今回の災害、原発事故にも用いさせないように
たくさんのヒトと一緒に「忘れないゾ」と何年でも言い続けていこう。

日々色々なことを想う、震災や原発のこと、地域猫のお手伝いでも、
センターでの長期滞在のあり方でも、そして
本から啓蒙されることも。
テンプル・グランディンの「動物が幸せを感じるとき」は
すごく面白かったし。
でも、そういったできごとや想い、感情を
すぐ言葉にするのが怖い。
過激な表現になったり、後で後悔したり
しないように、
いったん胸にしまって充分発酵させてから
出したいと思っている。

昔お気に入りだった保護犬のルディ
虹の橋を渡ってからだいぶたつね。
覚えているよ。
rudy2.jpg


先日のブログでシーザーミランというヒトについて
怒りのあまり書いてしまったけれど、
彼は多分素晴らしい犬の扱い方をできるヒトなんだろうと
思う。たくさんの犬たちを引き連れて歩いているのを
見れば、みんな楽しそうにしているし・・
TVショーではすぐその場で結果を出さないと
いけないからどうしても過激になってしまうのだろうか。
犬が好きなのは本当なんだろうね、
ごめんね、シーザー。

家の建て替えが難航している。
予期していなかった地盤の問題や、路地への重機搬入の問題など
費用がかなり嵩むことになりそうで、ちょっと中断状態。
色々妥協すれば建てられるのだろうけれど、
それでは残りの人生楽しくないし、広々とした、犬がノーリードで
楽しめる教室でなければ私の意図した愛犬クラブは成立しないし。

でも、こういったことってなにかしら意味がある、と
考えるのが楽天的B型のいいところかも。
実は去年の7月、レディの1周忌に、フラットをもう一度迎えたいと
探していた。 フラット愛好家で遺伝的な疾患や
ブリーディングに真面目に取り組んでいて、直接会いにいける所、
里帰りもできること、そして犬で稼ごうと思っていないブリーダーさん;
という条件はなかなか難しかったけれど、登録していた
FCRSJ内で
良いブリーダーさんに巡り合えた。
ところが次の出産予定は来年(今年ね)の4月ごろ、という。
今までの私だったら「欲しい!」となったら待てなくて、その足で
ペットショップにでも駆けつけてしまっただろう。
今度迎える犬はたぶん子犬から育てる最後の犬になるだろう、
という思いが私の蛮行を止めた。
レディはペットショップで衝動買いしたにも関わらず、
素晴らしい思い出を残してくれた。
でも、フラットは遺伝的疾患が多く、短命に終わることも多いので、
そういったことを踏まえてブリーディングに取り組んでくれる
本当にフラットが好きなブリーダーから手に入れたい、
少しでも長く一緒にいられる可能性を考えて8か月辛抱したのだ。

レディもソフトも逝ってしまってからの2年弱、
メナと向き合えたことも多くの収穫を残してくれた。
本来の犬、「ビレッジドッグ」といわれる犬について、
そしてヒトと犬の共存の多様性について、メナはたくさんのことを
考えさせてくれた。
メナ2012.3.1

そして、3月8日、ブリーダーさんから妊娠結果のお知らせが!!!
今回はメナとの関係を考慮して男の子を申し込んでいるので
男の子が少なかったらどうしよう、とちょっとドキドキする。
もう名前も考えているけれど秘密、無事に生まれるまでは。

で、である。
4月に無事生まれたとして、我が家にくるのは6月、
もしも建て替え計画が順調にいっていたら
建て替え工事の真っ最中だったはず。
仮住まいの落ち着かないさなかに育てることになっていただろう。
建て替えの中断は、なるべくしてなった、のだと思うことにして
のんびり焦らずにいこう。
あぁ、今から楽しみでワクワクしている。


テーマ:犬との生活 - ジャンル:ペット

  1. 2012/03/13(火) 19:53:34|
  2. 犬について
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「カリスマドッグトレーナー」を見て

ザ・カリスマドッグトレーナー シーザーミランというヒトの番組を
BSで偶然見た。

他のインストラクターや訓練士の方のブログやテレビ出演などを
見ても、自分と少しやり方が違っても
批判的にならないようにとこころがけている。
面白いな、と思えることも、なるほど、これは勉強になるわ、と思うこともよくある。
以前某番組でみた中年女性のひどい強制訓練には
嫌な思いがしたけれど、
でもテレビで放送するくらいの方たちはだいたい、
我慢できないようなむごすぎる扱いはしていない。

でも、このシーザーミラン?
ひどすぎないか?!
ブルドッグ2頭とコッカースパニエルの抗争に
手を焼く家族のもとに赴いて
3頭をむりやりベンチに座らせている場面、
コッカーがあきらかに顔をそむけて眼を
神経質なまでに細めてまばたきを頻繁にしているのを
「ほら、リラックスしているでしょ」
怖がっているんだよ、嫌がっているの!
この状況がこの犬には辛いのに、
犬のこんなはっきりしたシグナルすら読み取れないヒトなんだ。

ブラッシングを拒否するマルチーズの扱いも酷い。
無理やり力づく、とはこういうことをいうのだ。
首根っこをつかんで釣り上げて動けないようにして
パニックになった犬をカット、
外では従順だが室内では言うことを聞かないという
保護犬に対しては、何故かゴールを
「室内で横倒しにする」と決めてしまっていた。
外では自ら横になり、お腹を撫でてもらっている犬が
室内ではガンとして横にならないのなら、
その犬にとって室内の何かが、または室内そのものが
まだ安心できる状況として受け入れられていないのではと
考えが及ばないらしい。
つるつる滑る床か、それともその子にとっては
スペースの問題かもしれないが、
外ではできるのだから、室内でできない原因を
探してから対処を考えてやったほうがフェアだろう。
なのに口輪をして紐で首をしめながら
無理強いで横倒しにすることに専念する。
そして攻撃的な犬という、この子に関しては
誰がみても「恐怖」からだとわかるはずなのに。
最後は柔道ならお見事!といえるような
背負い投げのような横倒し。
一体何がしたかったの??
猫と仲良くさせるためにって
猫をキャリーに入れて犬の前に置くなんて
逃げられない猫の恐怖のことは考えてないの??
この人はすべてを「服従」「攻撃的な犬」「支配」で
済ませているが、ムツゴロウさんのブログに
このカリスマトレーナーに疑問を持った方からの
質問があった。
ムツさんは歳とって角が丸くなったせいか
こんなふうに答えていた;
このトレーナーは天性の素質は持っているのに
科学的、動物行動的な理論のうらづけが乏しいのが
惜しい、もっと勉強されたほうがいい・・・
ムツさんのことは好きだけど、ちょっと優しすぎる言い方だと思う。
このカリスマ、つねに紐で犬の首を締め上げて
力で制御している、そしてすごいのは
咬まれても動じないこと。
これは皮肉で言っています。咬まれるトレーナーは
三流です。だって犬に咬むという経験をさせてしまっているから。
彼は「咬んでも無駄だとわからせている」と言っているが、
それはたまたま相手が脅しや防御のため以上に
ひとを攻撃しようと思っていない、
常識が残っている犬だからでしかない。
猫と犬でも、スケボーに執着する犬でも、
彼は「慣らす」といっているが
これも慣らすなどという優しい方法ではなく
「曝露(ばくろ)」というショック療法に近いのではないか?
1時間見ながら最後のほうでは本当に吐き気が少ししてきた。
これをカリスマと尊敬して飼い主があんなやり方や
首絞めリードを使いだして、不幸な犬が増えるのではないかと
思うと我慢できず、他のインストラクターを非難しないという
戒めを破ってしまった。
でもひどすぎるよ~こんな番組が人気なの?

犬は安全だと確認できれば、そしてヒトを信頼できれば
自分から横になる。 そうできる環境を作ってあげることは
時間がかかるけど一番フェアなやり方だと思う
hurima24.jpg

テーマ:しつけ・トレーニング - ジャンル:ペット

  1. 2012/03/08(木) 20:40:53|
  2. トレーニング
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ムツゴロウさん♪そして論理的思考について

オセロの中島さんのことである。
テレビに出なくなって、私は中島さんのファンだったと
気が付いた。
何事にも動じなさそうな外見に似合わず
どこか脆さを感じていたけれど、こんなことに巻き込まれるとは・・
どうかまた早く復帰できるようにと願っている。
なんであの中島さんがこんなことになったんだろう、
と不思議だったけれど、以前に
かの「霊能力者」にひっかかった女性の
インタビューを見ると、
始まりは「すごく当たる!」ということのようだ。
具体的に言い当てたりするというのなら
本当になんらかの力があるのかもしれない。

日本人の大半は、日頃霊能力なんて信じては暮らしていないだろう。
私も根っからの小心者なので、メナのように
危機意識が高く、不審なもの・怪しげなものには
初めから近寄らないよう本能が警告する。
ところが主人のほうはもう、なんでもそのままを
信じる、相手の言ったことをそのまま受け入れるのだ。
オカルトっぽいものも大好き、宗教の勧誘などにさえ
相手をしてしまうし、「呪いのビデオ」を見て
「へえ~、凄いね。こんなことがあったんだ」
なんて感心するおポンチさんだ。
ところが!それでどうなりもしないのだ。
もちろん眉唾ものの話に乗って
騙されたりもしたけれど、
儲かりたいから、というより、ヒトが好きで
ヒトと話をするのが好きだから、
とりあえず全て受け入れてしまう。
結果、騙されても心の奥までは傷つかないようだ。
宗教でも関心を持ってある程度入り込んでも
「飽きてしまう」というか、興味を持って
いろいろ調べていくうちに
なんだか違うぞ、という結論にたどりつく。
彼の信条は平凡だが「騙すより騙されるほうがいい」
ありきたりだけれど心底そう思っているのが凄いところ。
彼のように自分というものがドンとある人間には
へたな危機意識は不要なのかもなぁ、とつくづく思う。
私も見習いたいとは思うけれど、
器が小さいので、いったん信じたら
自分というものがなくなってしまうようで
やはり初対面で不審な印象を受けると
受け入れられなくなってしまいがち。
ところがこういうたぐいの人間がいったん信じてしまうと
自我が崩壊してしまうのではないだろうか。

今回の中島さんのことで思うのは、
日頃「霊能力」というものについて
情報が不足していると、力を見せつけられた時に
一気に自分の常識が崩れ去ってしまう危険があるということ。
そもそも霊能力という言葉が惑わせるので、
超能力とでもとりあえず認識したほうがいい。
昔、主人のもの好きにつきあって
(亭主の好きな赤烏帽子?)霊能力がある、
超能力がある、という方にも何人かあったことが
あるし、そういった類の本もわが家の本棚には
散乱している(引っ越しの際にこっそり大量に捨てたけど)。
そしてたどりついた結論は
「超能力」と「人格」は別物だ!、ということ。
まだ解明されていない人間の特殊な能力はたくさんある、
その中の一つに未来が見えたり、過去が見えたりも
あるかもしれない、そういった超能力は実在するかもしれない。
・・・でも、それがどうした?ということ。
何か不思議なパワーがある(と言われる)ヒトで
凄い!この人は神の御使いだ、なんていうヒトには
今の所であったことがない。
常識的な眼から見ると、なんだか風変りなヒトが
ほとんどだった。 
ただでさえこの世に人格者は少ないのに、
その上超能力者であるなんて、マリリンモンローの
肉体でアインシュタインの頭脳を持った人間と同じくらい
希少なことではないだろうか。
変な力(すみません)を持ったことが
逆に精神的な歪みにつながっているヒトもいるかもしれない。
中島さんも、超能力=神の使い ではないことを
どこかで思い当たる日が来るのを期待している。

ということで、すごく長い前置きになってしまったけれど、
先日久しぶりにアマゾンで本を検索した。
新聞に載っていた書籍で気になるものがあったのだ。
テンプル・グランディンの「動物が幸せを感じるとき」
もう読んでいる方も多いと思うが、
この人はアメリカ合衆国の動物学者で非虐待的な家畜施設の設計者
だが、同時に自閉症であることでも知られている。
この本の注文をしたときに一緒に何冊か購入した。
ムツゴロウさん、動物王国の石川さんは
もう昔からTV[ムツゴロウ動物王国]のファンだったので
懐かしさもあって「飼育マニュアルに吠えろ」と
「犬はどこから・・そしてここへ」を中古で購入。
本1


この2冊は一気に読んでしまった。
「そうだそうだ!」と思うこともたくさんあった。
ムツさんの本は、ただ読んでも面白かったと思うが、
最新と思われる動物行動学や犬についての研究を
充分調査したうえで、敢えて飛躍している部分が
見えて、やはりこの人は凄い!と感心。
ただ、講演での口述を書き直したもののようで
ところどころ穴があったのはしかたない。
ムツさんって、正当な評価をされていないようで
ファンとしてはとても残念だ。
確かにアクの強いヒトだと思うし、
マスコミの言いなりにならないだろう、
金銭にもしっかりしているとか言われている。
裏ではどうだとか、さんざん叩かれた時期もある。
でも、ある分野で非常に優れている人が
すなわち人格者であることを求める風潮は
どうなんだろう。
霊能力者の例ではないけれど、
今は優れた芸能者にも、優秀な運動選手にも
品行方正、人格を求めすぎじゃないだろうか。
どちらかといえば、運動能力や一芸に秀でたヒトは
テストステロン値が高いことが多い、
ということはどうしても女好き、勝負事に
のめりこみやすい性格が表裏一体にある。
昔の世間ではそんな科学的なことなしに
芸人なんてそんなものさ、といった
大人の見方が多かったのかな、と思う。
今の世間、あるいはマスコミって
中学生的な意識なのかもしれない。
優れて人気の人間はたちまち偶像に祭り上げてしまい、
何もかもを貪欲に求めて勝手に裏切られたと
大騒ぎ、「いや!、不潔!」というぐあいに。
もう少しでいいから、能力と人格を別のものとして
論理的に捉えられるようにならないかしら、と思う。
以前どこかで読んだ(うろ覚えですみません)ことが
あるが、現代は女性的社会だ、という。
集団ヒステリー的なところ、好き嫌いで何事も判断するところなど。
女性に対して失礼なものいいだが、大人社会、
または論理的社会と言い換えてもいいかもしれない。
個人もまた、感情だけでなく、客観的な判断ができるためには
まず「知ろうとすること」
噂や流言をうのみにせず、より真実に近づくために
知ろうとし続けることが大切だと思う。
(私自身はといえば感情的な人間だし、論理的思考能力は
低いのでお恥ずかしいかぎり)

画像は久しぶりにお手伝いに行ったハウスペロにて
新メンバーの仮称チバちゃんとメナ、ルフトのスリーショット
やっぱり子犬ってなんて可愛いんだろう!
チバちゃん1

テーマ:しつけ・トレーニング - ジャンル:ペット

  1. 2012/03/05(月) 18:40:43|
  2. つれづれに
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0