バウニャウ犬まみれネコまみれ

犬まみれネコまみれの日常をつづったブログです。 保護活動のスタッフもしているので今までにたくさんのイヌネコを保護し育ててきました。可愛い写真を中心に紹介していきたいと思います。

家庭犬って

先週は珍しくなんだかんだとばたばたしていた。
セミナーのお手伝いに行った山梨では
場所を間違えてナビに入力してしまい、2時間近く
うろうろ、全くこのそそっかしさ、勘違いは
死ぬまで治らないのだろうか。
もっと落ち着いた中年になりたかったわ。

金曜日は久しぶりにクラブペロのお手伝い、
そしてその夜から2泊3日でワンのお客様が
わが家に逗留した。
今流行になりかけている??サモエドのルフトちゃん。
D.I.N.G.O.の看板犬である彼と2日間一緒にいて
感じたのは、要するにあらゆるトレーニング
(というか絆つくり)は、こういう犬に
育てるためのものではないか、ということ。

環境への順応、ストレスへの耐性、飼い主以外の
人間に対しての信頼・・・
子犬の時からの社会化が非常に慎重に適格に継続されて
きた結果の集大成が形になって今ここにいる、それがルフトだ。

「刺激に慣らす」ということ一つとっても
実は非常にデリケートな問題で、
その子にとって不安や恐怖を与えない程度の刺激を
考えてあげずに無神経にさらせば、逆効果にしかならない。
経験がすなわち自信に結びつかなくてはならない。

ルフトはこれまで他人のお家に一人でお泊りしたことは
あるだろうが、たぶん猫と暮らしたことはないはず。
それでもわが家に招待したのは、ルフトがメナと友達であること、
我が家の猫たちが大きな見知らぬ犬の逗留に馴れていることが
背景にあるが、やはり決め手はルフトへの信頼だった。
それでも帰宅してからしばらくはずっとリードつき、
事故の起きないように配慮したし、
土日だったので買い物に出る間は家人がついていて
犬猫だけにしないようにした。
そのつもりがなくても起きるのが事故、
ネコの爪が犬の毛にでもひっかかりとれなくなって
パニックになることもある。
安全な環境を配慮するのは人間の責任だろう。

結果は・・・パーフェクト!
最初の10分は逃げ隠れていた猫たちが、
すぐにルフトに馴れ、いつもどおりの動きを
見せ始める。
大人たちは今までたくさんの犬の客を迎えているので
馴れているのかもしれないが、それでも
種を超えて「安全」のシグナルを読み取ったのでは
ないかと想像している。
ルフトは興味津々、ネコの匂い嗅ぎしたいが、
走る猫を追いかけるのは私にノー、と言われて
自制する。 自ら伏せて寝ている猫ににじり寄り
おしりの匂いを嗅いだりする姿は楽しい。

ルフトはおそらく、ちょっとは不安だっただろうと思う。
それでもそういったストレスに自分で対処し、
その場でのルール(猫を追い回さない)を
瞬時に理解し、初めて会ったネコや人間(家人)の中で
落ち着いた行動をとることができるのは、
色々なバリエーションの刺激、環境を良い形で
経験してきて、自分で行動を決めるだけの自信と
知恵があるからだろう。
自分で考えて行動する、という経験をさせてもらえずに
なんでも飼い主に従って行動することを強制されてきた犬は
独りで見知らぬ環境や生き物の中に放り込まれた時、
ちょっとしたきっかけでパニックになりかねない。
トレーニングやセッションは、一つには飼い主と犬との
絆を深めるため、そしてもう一つは、犬に自分で考えて
行動し、自信と落ち着きを持たせるためのものだ。
脚側歩行を完璧に(競技会で満点を取る)することが目標だと
勘違いすると、ゴールはとんでもないことになる。
例えば脚側歩行であれば、それはヒトが犬といかに歩調を合わせて
歩くかという練習であり、犬にとっては楽しいトリックの披露で
あるはず。
いつでもどこでも脚側歩行で散歩して犬も人も楽しいだろうか。
散歩では引っ張らないで歩いてくれたらそれでいい、
ヒトより犬のほうが明らかに足が速いのだから、
劣った人を思いやって引っ張らないなんて素敵なことだ。

話がそれてしまったが、ルフトの行動で一番感動したのは
犬を舐めきっているのび太とのやりとり。
のび太が尊敬する犬はただ1頭、育ててくれたレディだけらしく、
メナはもちろん、強面のまるおにさえ気に入らなければ
猫パンチを繰り出す、いつか痛い目に会いそうで頭が痛い。
そののび太に近寄ったルフトの鼻づらに閃光のごとく
猫パンチが!!
気を付けていたのにほんの一瞬の隙だった。
その時のルフトの反応は、驚き戸惑い、一歩後退して
くしゃみ、それから非難するような眼つきで(眉をしかめる表情)
を見た、「ちょっと~、こいつあんまりじゃありませんか!」
とでも言いたい感じ。のび太ではなく私に文句を言うところもさすが?
それから独特の「チューバッカ唸り」ーーーーー
スターウォーズに登場する、ハンソロの毛深い相棒の声、
サモエドを飼っている人にはおなじみの独特の唸り声を
一声。 これはストレスのはけ口だったのかとも思う。
それでおしまい。 その後ルフトはのび太を敬遠して
なるべく近寄らないようにしていた。
本気になったらのび太なんて瞬殺なのにね。
  

今回ルフトを預かったのは、
実は成長中のハッピーの為でもあった。
社会化は死ぬまで継続されるべきもので、
子犬子猫の時だけのものではない。
特に3か月ころから警戒心が発達してきて、
それまで大丈夫だったことがいつのまにか
苦手になってしまっていることがある。
パルやのび太は猫やら犬やらの客が
日常的にいた環境で育ったが、
ハッピーは今大事な時期、他人や他犬に
触れる経験をできるだけ与えてやりたい、
ということで、見た目が巨大なシロクマでも
安全なルフトに泊まっていただいたのだ。
ハッピーにとってもとても良い経験になったと思う。


 

テーマ:しつけ・トレーニング - ジャンル:ペット

  1. 2011/11/21(月) 19:20:48|
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社会的成長過程

こうして子猫の成長を身近で見ていると、
イヌのそれによく似た発達過程を見出すことが多く
興味深い。
犬も猫も、程度の差こそあれ
人間社会にうまく適応したベストオブペット、
社会化、環境への適応が同じような様相を
見せるのも当たり前か。
人間も含めて社会的な動物の成長過程は基本的には
同じなのかもしれない。

ハッピーたちがわが家に来たのはたぶん生後5週令弱、
1日中3兄妹一緒に遊び、寝ていた。
まだ母猫の庇護を必要とする時期、
動きの鈍い、老猫パルに保護を求めまとわりついていた。
尻尾にじゃれ、パルのお腹で寝ていた。
パルのほうもまんざらでもなさそうな反応、
いつも子猫たちの傍にいつのまにかいるという感じ。
一方他のメンバーたちの反応はというと
メナは興味つつという感じだったけれど
遊びが乱暴なので構わないように言い聞かせ、
彼女はしぶしぶそれを守った。
のび太も関心はあるが遠くから見守るだけ、
うざいと思えばすぐ逃げだした。
キューちゃんはもう完全に受け入れ拒否、
子猫がそばにくるのも嫌がった。

やがて一番のハンサム、ラッキーが2か月でもらわれていき、
活発になる一方の2頭は
1日中ケンカしたりくっついたりしながら
のび太に積極的にちょっかいを出し始める。
パルはというと、もはや保護者から執事になりさがった観がある。
のび太もしつこいと猫パンチを繰り出すが
それでも遊びや毛づくろいなど、
それまでより一緒に過ごすことが多くなった。
メナに対してはこのころはまだ
おっかなびっくり、犬らしいおおざっぱな動きにあうと
逃げ出すという反応。
キューちゃんへの反応も、フーフー言われて
怖いけど、上手にやり過ごす術を、特にハッピーは
身に着けだしていった。
キューがイライラして手を出すと、
頭を低くして首を伸ばし、じっと怒りが収まるのを待つ、
その姿に感心したものだ。こうして「群れ」の中で
上手に居場所をつくっていける能力に長けたものが
生き残るのだろうなぁ、と。

そしてミルキーがもらわれていき、1頭になったハッピー。
地味な毛色にキツネザル顔の女の子は
でも実は私から見ると、一番適応力がある面白い存在だった。
女の子だということも、彼女の行動に関係あるかもしれない。
犬ではオスメスはそれぞれの勢力争いがあり
性別ごとのグループで軋轢があるらしいが、
もしかしたら猫の世界にも同じことが言えるのかも。
わが家は30年近くの猫歴でオスしか
飼ったことがなく、女の子は初めて。
ハッピーが他の兄弟よりうまく適応できているように
見えるのも、彼女が唯一の女の子ということで
他の猫も受け入れやすいのかもしれない。
またはハッピーという個体の持つ能力なのか、
私には今のところ判断ができない。
いずれにしても1頭になり、心細くなったであろう
ハッピーは、より人間への関心が強くなり
いつでもまとわりついてくる超可愛い人懐こい猫になった(親バカ)。
同時に、パルへの関心はほとんどなくなったようで、
可哀想なおじいさんはお役御免、たまぁに
尻尾に噛り付いたり湯たんぽがわりに。
のび太とはほぼ対等に渡り合い、舐めあったり猫キックしあったり。
のび太は生れ落ちてすぐ人工哺育で1頭だけで育てたので
ネコとしてはちょっと・・・というところがあるような気がする。
いつまでも子猫の甘ったれ部分があり、人間依存が強い。
ハッピーはまだ体力では到底ノビに敵わないが、
すでにどこかのび太を馬鹿にしているような気がするのは
気のせいだろうか。
のび太は抱っこ大好き、常に私たちに触れていたがり
布団で腕枕で寝る、それは人間からしたら可愛いが、
成熟した大人のオス猫としてはどうなんだろう。
たまに玄関から出てしまっても、庭先だけ、
数分ですぐ戻ってくる、彼にはテリトリーは興味のない問題のようだ。

この何日か、キューに対してのハッピーの行動が面白いことになっている。
トレーニングルームなど広い場所(逃げ場が十分ある)では特に、
キューちゃんに積極的に遊び、というかぶつかり稽古を
しかけているのだ。
あれだけフーシャー言われて、猫パンチされているのに、
あきらめないチャレンジャーなハッピー。
ネコトンネルから飛び出してキューを驚かせたり、
いきない飛び掛かっていってみたりしているのを見ると
ちょっとハラハラしたが、一方のキューの反応も
何やら面白いことに。
あれだけチビたちの存在そのものを嫌がっていたキューが、
飛び掛かられてそれこそ自分も飛び上がるほど驚かされても、
それほど過激な報復をしないのだ。
もちろん睨み付たり、猫パンチをしたりはするが、
本当に頭にきたら、野生児キュー、不良番長キューとしては
かなりのダメージを簡単にチビに与えられるはずだし
そもそも即刻その場を立ち去るはずなのに、
その場にとどまり、時にはハッピーの行動を
待ち構えているようにさえ見えることがある。
声もかなりお怒りの「フーシャー」から
微妙に「ウ~ッ」に変わってきた。
お互いにかかわりを持とうと手探りしているように思える。

そういえば思い出したことがある。
去年預かり育てた3頭(子犬1子猫2)の中で
やはり地味見た目で最後に残ったピータン(オス)も、
同じような社会化過程を見せたのだった。
ピータンもとても柔軟性のある賢い素晴らしい子猫だった。
(今は相性ぴったりの先住ネコさんのいるご家庭で
とても愛されて幸せに暮らしている)
ピータンも、売れ残り成長するにつれて、
厳しい先輩のキューの後をついてなんでもマネするようになった。
困ったのはキューだけ出入り自由にしていたのが、
たまにうっかり開けたままだった窓などから
後を追って外に出、キューと行動共にするようになったこと。
キューはこの時も全然相手にしていなかったのに・・・

野生の犬や狼は成長とともに、母親と兄弟だけを相手にしている狭い世界から、
段々と広い世界に出ていく。
その時、先年生まれの兄姉が同居していれば、まず相手をしてくれるだろう、
時折成熟した大人にちょっかいを出して厳しい説教をくらったり
しながら、色々な大人の世界を見ていく。
そこで一番尊敬される存在に、自分もまた認めてもらわなければ
生きづらいことになる。
そうやって群れのリーダーとの関係も自分から作っていくのだろう。
甘えて、へりくだってあいさつし、たまに自分の力のアピールもしながら、
微妙な関係を上手に作っていくことが成長期の仔の仕事になる。
・・・そうだ、その段階で、自分はどういうポジションに
向いているのか、周囲も自分も確認していっている可能性はないだろうか。
例えばメナだったら、トップで群れを率いていきたいという望みより、
群れの子供たちの面倒をみながら、群れに守られて暮らしていきたい
従属タイプか。
現代に生きる犬の場合は、もはやそういった社会構成に興味のない個体も
たくさんいそうだ。 ペットとしての暮らしの中では
リーダーシップに固執せずその場その場でリードする個体が
入れ替わることが多いとも言われる。
でも、猫はたかだか2~3千年前まで山猫だった。
野生の色濃く残っている動物だとしたら、
その行動も本能に従っている部分がまだ多いだろう。
本能で判断すれば、もっとも野生的で
生き残る力のありそうなキューちゃんは
とりあえずわが家の猫社会での実力者に見えるのかも。
一昔前、我が家の真のリーダーだった最愛の猫
グレタは、懐の深い優しくて力のある猫だった。
グレタのようなボスのマネをするのは
良いが、キューちゃんはトータルでちょっと
問題の多い大人なので、まんま真似をされても
変な猫になるのではとちょっと心配かも。

ところでハッピーのメナへの接し方だが、こちらも
「怖い」「かかわらないでおこう」から、だいぶ変わってきた。
もう踏みつぶされる心配のない大きさと体力を得て、
積極的にかかわりをもつことにしたようだ。
犬への態度は猫それぞれが違うのも面白い。
メナの子犬のころを知っているのび太は
完全にメナを格下に見ている、
ちょっとでも気に入らないことがあると
手痛いパンチを浴びせる。
キューは「犬」との体力差を心得ているようで、
どの犬に対してもご機嫌とりが上手だった。
まるおにもレディにも、そしてメナにも
ゴロゴロスリスリして甘えるその様子は
ゴマすり男そのもの。
ハッピーもその選択を真似することにしたようで、
メナに上手に甘えているのを見かける。
さびしいメナにとっては猫でもいいから
仲間がほしいのか、そういう関係を
結構気に入っているようにも見える。

子猫1匹でも、暇にあかせて見続けていると
色々面白いものだ。

メナにすりよるハッピー



テーマ:犬のいる生活 - ジャンル:ペット

  1. 2011/11/16(水) 21:38:20|
  2. 犬と猫について
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無題

今日は、知り合いのワンちゃんのお見舞いに伺った。
以前東京で家庭犬のしつけの仕事と並行して
散歩代行をしていたおうちのワンちゃん、
肺の腫瘍が末期でもう長くないという連絡をいただいた。
ハイパーで駆け回ることが大好きなお転婆な女の子だったのに、
今は寝たきりで呼吸も苦しく可哀想だった。
何年も前、初めて会った時、引っ張りが酷いと伺っていたが、
車で大きな公園に連れていき、ロングリードで
思い切り走らせてあげるようにすると、
行き帰りはとても上手に並んで歩いてくれるようになった、
人懐こくて頭のいい、美しいセッターだった。

飼い主さんは当時すでに高齢のお医者さんだったが
この方がとてもチャーミングな紳士で、
お話していてとても楽しい方だったので
代行をやめてからもたまにお顔を見に伺っていたのだ。
可愛がっていらした愛犬の苦しむ様は
私の経験からすると、歳をとるほどに辛く耐え難いものになる。
どんなお気持ちかと思うと、かける言葉もむなしい。


短い間だったけれど留守番・散歩代行業をしたことは、とてもいい経験になった。
犬は保護活動や預かりボランティアでもかなりの頭数と
接することができたが、猫については
留守番代行時に多くの貴重な経験をさせてもらったと思っている。

最初から人懐こく寄ってくる子は少なくて、
飼い主がいない室内に見知らぬ人間が入って行くと
ほとんどのネコが警戒して隠れてしまう。
真性の人見知り・怖がりの猫は完全に気配を消して
固まっているので、できるだけストレスを与えないように
静かに、素早く作業して速やかに帰るが、
それでも怪我や病気の兆候がないか、毎回姿を確認しなければ
ならない。 隠れていそうな場所に近づく時
私は声をかけながら敢えて足音をさりげなくたてる、
遮蔽物をめくる時は正面からのぞかないようにし、
猫じゃらしなどで少しだけ捲りあげて猫と距離を
とってあげる、じっと見つめずに、ゆっくり瞬きをする;
数秒ごとに視線をずらして下を向く、など気配りをしないと
気の小さい子は見つめられるだけで神経がまいってしまう。

同じ隠れていても、人恋しいタイプの猫は
 必ずどこかからこちらを見つめている。
そしてしっぽをゆっくり振っている;不安・・・でもちょっと
興味もある;というところだろうか。
そういう場合は、手早く作業を終えたら、
床にリラックスして寝転がっていると(手に猫じゃらしを持って)
だいたい1~2分から10分以内に向こうからやってくる。
できれば寝転んでいる私との間に隠れるものがあるのが理想。
ネコが隠れながら覗き、私を観察できるので安心するのだ。
この方法で飼い主さんから「咬みますよ」と言われた猫とも遊ぶことができた。
途中で手に咬んできたけれど、これは不安と警戒・興奮・遊びたい気分の
混乱の表れだと思われ、また実際咬まれるままに手を預けていたら
その後は急速に馴れてスリスリべたべたになった。
本気で咬むつもりがないのは、身体全体を見ればわかる、
歯の後が軽く付くくらいなら私の場合は
手を相手に預けて完全に力を抜いてしまう、その時
情けない声を出すのももしかしたら相手に通じているのかもしれない。
力を抜いて手を相手に預けるということは、
「あなたが本気でないのはわかっているよ、信頼しているよ」
という意思表示であり、情けない声{いたいよ~ン)は
「やめて~」という合図、というわけだ。

代行をやめたのは、一つには、30分とか60分という約束時間内に
なかなか仕事を切り上げられなかったため。
犬でも掃除やごはんなどきちんとやればどうしても
散歩の時間が短くなってしまうが、
彼らは1日誰とも接していないので散歩が楽しみで、
また光栄なことに私との散歩が楽しくてしょうがないと
いう表情をしてくれる。それなのに短い時間で
切り上げることが私にはできなかったのだ。
ネコも同じく;私が帰った後半日、誰もいない家で
過ごさなくてはいけないと思うと、
ついつい遊びに熱が入ってしまうし、ひざの上に乗って
ゴロゴロいわれようものなら、もうしばらく
撫でていてやりたいと思ってしまう。
要するに、情に負けて仕事としてはものすごい時間のロスと
なってしまったのだ。

代行をやめたもう一つの理由、それは
心情的に辛いことが時々あったから。
留守番や散歩代行を頼むくらいだから
ほとんどの方は愛犬家愛猫家だった、けれど
たまに、あまり幸せとは見えない飼われ方をしている
犬や猫に出会うと、仕事と割り切れない後味の悪さが
残ってしまうのだった。
お孫さんが生まれてからは外につながれっ放しの犬は
人懐こくて気立てがよかった。
留守の間だけいくら私がたくさん相手をしてあげても、
そのあとの長い一生を、彼はまた繫がれて無為に
過ごすのだろう。
何十頭もの猫を別棟を建てて飼育していた豪邸の老夫人と
お話していて、実は捨て猫を保護したのではなく
好みの毛色を作出するために自分で掛け合わせて繁殖した結果
増えたのだと自慢されたときの衝撃と鳥肌の立つ想いは
今でも覚えている。
批判や提案をする立場でないことはわきまえていたが、
幸せでない動物を傍観することに耐えられなくなり、
転居をきっかけにやめることにした。
それでもほとんどの方は素敵な飼い主だったし、
幸せなペットだった。

去年から今年、関わりのあった何頭もの犬が
去っていくのを見送ることになった。
今日のIちゃんも間もなく虹の橋を渡るだろう。
Iちゃんとの日々を想いだしながら
だらだらと思いつくままに書いてしまった。


Iちゃん、向こうではまた思い切り走れるよ
息も全然苦しくないし、レディもいると思う
会えたら仲良くね
aichan19.jpg



テーマ:犬との生活 - ジャンル:ペット

  1. 2011/11/16(水) 03:19:24|
  2. 犬と猫について
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動物虐待の異常心理

また嫌な回覧板が回ってきた。
ネコを譲り受けて虐待虐殺する常習犯の警告だ。
過去にも数えきれないほどの注意警告人物が回覧されてきたが、
近々で告訴まで行った虐待犯も横浜在住、
今回の人物も神奈川、
神奈川県人として恥ずかしい、ここは異常犯罪者の吹き溜まりだろうか。

人間の世界でさえ児童虐待取締が立ち遅れているのだから
人間社会でなんの権利も与えられていない動物の虐待は
多くの人が声をあげなければ警察が動くのを億劫がるのも
当たりまえのことかもしれない。

私には、どうしても残虐行為に悦楽を感じるその生態が
理解できない。
愛憎の末の殺人、育児ノイローゼによる虐待までは
なんとか想像することができるけれど(それでも弱いものへの
暴力なんて許せない)ただただ命を切り刻んで、
恐怖や苦痛を楽しむという心理が想像できなかった。
精神病だといわれても、でも過去の虐待犯も
今度の人物も、一見社会の中でふつうに生活しているではないか。

そんな時、借りてきたビデオの中に明快な説明を見つけた。
異常犯罪を追うテレビシリーズもので、
おおざっぱに要約すると:
人類有史以来異常者は存在した。
MRI撮影した匿名の70の脳の画像から専門家が選んだ
5例は奇しくもすべて連続異常殺人犯のものだった!
つまり脳にはっきりと「異常」の刻印があるということだ。
「眼窩部の皮質に損傷がある」
また検査で、モノアミン酸化酵素A遺伝子に変異が見られ、
活性の低い遺伝子を持つ脳では胎内にいる時点で
セロトニン過剰状態にさらされて、
成長してもセロトニンの鎮静効果に無感覚になってしまう、

他にも遺伝子病理的要因、脳の病気など生物学的要素もある。
つまり生まれる前からシリアルキラー予備軍が
決定されてしまうということだ。

その後の社会的要因(後天的要因)の影響も勿論大きい。
特に幼児期の虐待経験はどんな子供にも
深刻な長期的影響を与えるが、
危険な遺伝子と脳の損傷とを持った危険要素のそろった個体が
虐待を受ければ、ミラーニューロンによって、成長後
過去の体験を再現しようとすることになる。

要するに幸運なことにごく普通の脳を授かった人間には
到底理解できない情動、衝動に異常者は動かされている、
ということだ。

だからといって許すことはできない。
声を大にして言いたいのは
こういった人間社会でのシリアルキラー(異常犯罪者)は
過去に必ずといっていいほど、
「動物虐殺を繰り返している」ということ。
(その逆に動物虐待犯がすべて殺人にいたるというイコールではないが)
警察は、もっと動物虐殺を警戒すべき注意信号として
そういった人物をポイントすべきだし、
子供を持つ家庭でも動物虐待犯に今以上に
神経を尖らせるべきではないだろうか。
少なくとも現在保護団体内だけに回覧される
危険注意人物の情報をPTA関連にも流して
協力して警察に圧力をかけるべきではないだろうか。
動物が苦手とか、嫌いというひとも、
自分の家族が、子が、孫が、いつか、そういった人間と暗い夜道で
2人きりになったらと想像してみてほしい、
背筋が寒くならないだろうか。

動物を愛し、完璧に世話をする、ナイーブで素敵な独身男性は
世の中にたくさんいるのに、しっかりした保護団体では
譲渡条件から「独身男性」というだけで外されるのも、
こういった遺伝的要素が男性に多いということが
原因の一つになっている。

今回の虐殺犯はフェイスブックにさえ登録しているという。
名前や写真さえわかっているけれど、そういう人間を
個人情報で保護しなければならないのが現状だ。

譲渡された猫の中には
人にあまり懐いていない子もいて、なかなか貰い手がいなくて
困っていたという、そういう子に申し出てもらうと
犬でも猫でもうれしくてつい審査が甘くなりがちなのは
よくわかる。 でも、その動物がどんな苦痛と恐怖のうちに
殺されたかを想うと、心がざわめく。
渡されてその日のうちに殺された子もいたという。
それだったらまだ、保護されずに野良生活をしていたほうが
どんなにかましだっただろう。
保護するということは、極論すればその全生涯に責任を持つ、
ということだ。貰い手がなかなかいないからと
譲渡基準を甘くせざるを得ないなら、保護してはいけないとさえ
思う。

今度の奴は何かわからない異常者なりのえり好みが
あるらしく、黒白の猫ばかりを狙っているという。
ハッピーがもしもそんな奴に切り刻まれたらと思うと・・
どうか動物虐待行為にもっと厳しい警戒と刑罰を
与えてほしい。


この画像を見て、「不細工ぅ」と思っても、「猫嫌~い」と思ってもいい。
小さな命を握りつぶす快感を妄想する奴だけが共通の敵。
ハッピー
 
  1. 2011/11/12(土) 22:53:59|
  2. 動物愛護
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千理子が遊びにきたよ♡

ちりことちりままが久しぶりに遊びに来た。
メナは大喜び!やっぱり犬だって
友達は必要なのね♪

大騒ぎの後、ちょっと落ち着いたふたり
chirikogakita1.jpg

テーマ:犬との生活 - ジャンル:ペット

  1. 2011/11/10(木) 14:23:38|
  2. 犬友達
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