バウニャウ犬まみれネコまみれ

犬まみれネコまみれの日常をつづったブログです。 保護活動のスタッフもしているので今までにたくさんのイヌネコを保護し育ててきました。可愛い写真を中心に紹介していきたいと思います。

祝♡ アリー譲渡決定!

昨日、おかげさまで無事アリー譲渡が決まりました♪

思えば昨年9月から11か月、結構長逗留だったアリー。
家族にはとても愛情深く、従順だけれど
見知らぬヒトへの警戒心があった(攻撃性はまったくなかった)。
それでいて他犬への対応力は非常に高く友好的で、
一体どういう生い立ちだったのかと興味深い犬だった。

先住犬との相性もあるからと早朝の川辺や拙宅まで
何度も足を運んでくださり、食事だのしつけ方法だの
小うるさいお願いを快く受け入れてくださった優しいご夫妻、
お嬢さんたちも含めて大人ばかり、
先住犬アレク君も本当に気のいい男の子で
最高のご縁でした。

昨日は実は、譲渡手続きに伺うまで
「アリーが私を見て、里心がついてしまったらどうしよう」
と心配していたのだった。
私に会って、「連れて帰ってもらえるの?」と
ぬか喜びさせることになったら困る・・・なんて。

現実は、玄関開ける前から例の「吠え」が始まり、
私と顔を合わせてもまだ吠え続ける始末。
3回会っただけのアレン君のほうがず~っとフレンドリーで
ペロペロ攻撃で迎えてくれた。
(アレンはボーダーらしからぬホントに気のいい
 優しい男の子で、もうすでにアリーの尻に敷かれてるらしい)
途中から私だと気が付いたアリーだけど
心配していた(期待していた?)熱烈歓迎はなくて
「あっ、久しぶりぃ」みたいな感じで拍子抜け。
私よりずっと優しくてふんわりした雰囲気のママに
すっかり懐いていて明るく元気そうだった。
幸せそうなのが手に取るようにわかって本当に嬉しい。

後は過剰吠えを少しずつ克服していってね。

アリーのパパさんがインスタグラムを始められた、
アリーとアレクの画像が沢山載っているので
よろしければぜひご覧ください。
他の画像もどれもプロ級、必見です。
➡ コブみかん

そうそう、アリーの新しい名前は「ソフィ」です。
アレンと名前が似すぎてるので
女の子らしい新しい名前をつけてもらいました。

書類に添付する記念写真を撮りますよ~
と言ったらアレン君がズズーっと前に出てきちゃった(#^^#)
2017-8-11アリー譲渡決定1 

「ほらほらハンサムなボクですよ、早く撮りなさいったら」アレン
2017-8-11アリー譲渡決定2 

気を取り直して、ハイチーズ
2017-8-11アリー譲渡決定3 

一生幸せにね、ソフィ♡
  1. 2017/08/12(土) 22:33:04|
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アリートライアル中~預かりボランティアの勧め~

トライアル中のアリーの画像をいただいたので掲載💛


2017-7-16アリートライアル4 2017-7-16アリートライアル6 2017-7-17アリー2 2017-7-17アリー3
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まだまだ「借りて来た猫」状態のようだけれど、大事にしていただいているようで安心。
こうして画像を送っていただくと実家としてはとても嬉しい。
頑張れアリー




保護犬を何頭も送り出してきた経験からいうと、
犬が新しい家庭に行った初めの数日はやはり
混乱と不安に陥ることが多い。
長い間、雑種の中型成犬を中心に預かってきたので
なかなか良いご縁が見つかりにくく、必然的に預かりが長期になり、
我が家への依存度が高くなってしまうため
絆が突然断ち切られた、つまり「捨てられた」という状態に
なってしまうので犬は不安になるし、ヒトで言えば「絶望」するのだろう。
それでもやはり「預かりボラ」でのリハビリが必要だと思うのは
犬がヒトとの暮らしに馴れ、ヒトと絆を結ぶことを欲するように
育て直すことは、本当の家族との新しい生活に有効だからだ。
預かりボラの家庭で穏やかにヒトや先住動物と暮らした子は
別離の不安や混乱から速やかに立ち直るし、新しい家族との絆の
再構築に積極的になると私は信じている。
つまり「地力」を養う場が預かりボラなのだ。


シェルターではカバーしきれない、1頭1頭に行き届いた思いやりと世話が
個人預かりボランティアではできる。
けれど日本ではまだまだ預かりボラは少ない。
保護成犬を迎え入れてくれる家庭より少ないかと思う。
それは技術的に高度な訓練法が必要だという先入観もあるし
(・・・実際は下手な訓練など一切不要で、問われる資質は
おおらかで愛情深いこと、家族が幸せで平穏であることくらいなのだが)
もうひとつには、別れる時の辛さを想像して二の足を踏むということもあるだろう。

上記の「技術的な心配」はほぼ無用、
必要なのは同情心とおおらかさ、つまり優しさとタフさ。
『タフでなければ預かりボラはできない、
優しくなければ預かりボラはやってはいけない』である。
昔、我が家にいたまるおは最初の預かりボラで乱暴に扱われ
(ケージ越しに蹴られたり強制されたりして)
酷く噛むようになってしまっていた。
訓練士志望の女の子に預けられた犬は厳しく「訓練」されて
リハビリどころかストレスまみれにされた。
犬を訓練しようなどと考えない、穏やかで同情心のある
ごく普通の家庭に預けられた子のほうが
短期間で落ち着いたものだ。

別れの辛さ、については、乗り越えるしかないことだが
ただ、言えることは、ボランティアをすることで、
1頭送り出すごとに、こちらもまた「地力」がついてゆく、ということ。
育てることで育てられる、とは真実。


もっと多くのヒトに預かりボランティアへの関心を持ってもらえるように
なれないものだろうか。
年齢的にもう次の犬は飼えない、と考えていらっしゃるシニアの方、
犬を飼いたいけれどちょっと自信がまだ・・という慎重派の方。
この先転勤があるかもしれないから犬が飼えない、という方。
しっかりした団体であれば、アフターケアもしっかりしているので
そういった心配は大丈夫、飼育についても相談にのってくれるはずだ。

預かりボランティアを考えている方、
預かりボラをしていてちょっと悩んでいるという方、
よければお気軽にご相談くださいね。


17日早朝
2017-7-17多摩川2 2017-7-17多摩川1 2017-7-17多摩川3 2017-7-17多摩川4

18日早朝

2017-7-18多摩川1 2017-7-18多摩川2 2017-7-18多摩川3


2017-7-18多摩川4パックン 2017-7-18多摩川5パイ 2017-7-18多摩川6チャーリー 2017-7-18多摩川7

まだ、見知らぬヒトを見るたびに迂回しようとしてしまう、
もうアリーはいないのにね。
サムとメナはまったく寂しがっていない様子。
次から次と逗留する客に馴れているのか、火の玉娘がいなくなって
せいせいしているのか・・・人のほうが感傷的だね。
  1. 2017/07/18(火) 23:00:06|
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無題


アリーは決して美しい犬とはいえない、
雑種のモジャモジャ豆タンク犬なんだが
その明るい色に輝く大きな瞳はとても表情豊かで
妙に心惹かれるチビ犬である。

ヒトにも犬にも怒ったり唸ったりしたことがない
(・・・サムやメナを退屈しのぎに齧る時だけ唸ってるかも)。
知らないヒトへの警戒心は、本来のイヌとして当たり前程度のレベル、
これも日に日に減ってきている。

いつ断尾されたのかわからないが、さぞ痛かっただろうし、
繋がれっぱなしの生活も、エネルギーの塊りのようなこの犬には
さぞ苦痛だっただろう、
保護直前に元の飼い主にトラ刈りにされた時も
とても怖かっただろう。
それでもアリーの陽気な性格はあまり損なわれていないように思う、
精神的にタフな犬なんだろう。

明日からトライアルに入るけれど、
言葉がわからないから、彼女に状況を説明することはできない。
おまえを捨てるわけではないんだよ、
おまえが幸せになることを願って送り出すのだ、ということを
伝えられたらいいのに。


今朝も早朝5時に到着
中洲に渡り、遠浅の川で遊ぶ

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はるか先までの遠浅の川を主人に呼ばれてゆく。
足が着くかつかないかの深さをこの距離渡っていくのは、臆病ではできないよね。
2017-7-15多摩川アリーラスト10 2017-7-15多摩川アリーラスト11 2017-7-15多摩川アリーラスト12

2017-7-15多摩川アリーラスト13 



さて、これだけ毎朝川で水遊びをしているのに
何故シャワーが怖いんだね?

恐怖に固まるアリー
2017-7-15アリー1 

預かってから2回目のシャンプー。
タオルドライだけで簡単に乾くのがいいね。
みんなに「ひどい目にあった~」と愚痴を言っているみたい。
メナがちょっとビビッてるのは、次は自分?と疑っているからです。
2017-7-15アリー2

 2017-7-15アリー3
  1. 2017/07/15(土) 18:01:57|
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成犬を迎える時



アリーはベッドの上で寝ることはNG、
我が家の方針・・というわけではなくて
猫と一番古株のメナだけでベッドは満員だから、というだけ。
ただ、昼間ヒトが使っていない時は自由なので
気が付くとアリーがベッドで寝てたりする。
2017-7-14アリー1 2017-7-14アリー2

成犬を迎える、成猫を迎えるのがまだまだ普及していない背景には
子犬や子猫のように懐かないのではないか、という不安が
あるからだろう。
確かに、個体によってはヒトとの関係が希薄なまま成長してしまった子もいるし、
酷い目に会い続けて、もう人間を信用していない子もいる。
だが、ほとんどの犬は、ヒトを信頼したがっている、愛したがっていると
私は思っている。
犬は何万年も(10万年以上という説も)かけてヒトと共生進化してきた特殊な生き物で
生まれながらにヒトと共に生きる適正があるのだ。
さらに子犬の頃ヒトと暮らした経験がある場合は
ヒトとの絆を求めるように育っているので
成犬からでも充分に深い絆を作ることが可能だ。
また、大人の犬ではその性格や生活習慣などを事前にチェックできるので
自分と相性が良い犬を選ぶことができると言われている。
*実は私は事前にわかることは最低限ヒトへの嫌悪、攻撃性がないか、くらいだと
 思っている、本来の性格は預かりボラの元である程度リハビリしないと
 現れてこないことが多いのだ。

というわけで、成犬を迎えようかと考えてくださっている方がたに
保護犬の迎え方、懐かせ方のとっておき、をお伝えしたい。

それは、最初の数日間、とにかく穏やかに、優しく、決して叱ったりせず
嫌がること、怖がることをしないで、微笑みながら一緒の空間で過ごしてあげることだ。
たったこれだけ?・・・そう、それだけ。
粗相しても黙って片付ける:緊急でケージに入ってもらいたいときは
ご飯やおやつ、おもちゃをケージに入れて寝心地のいいベッドを整えて入ってもらう
・・間違ってもこの期間に首輪を掴んでひきずって入れるなんてことをしてはいけないし
爪切り、足拭きもしない:お風呂も病院もNG。
ケージで寝かせるなら、傍で添い寝してあげる;
犬が自分から傍に寄ってきたら優しく愛撫してやる;など。

その期間は犬によって違ってくる、以前難しい犬(ヒトを噛んだ、他犬への攻撃傾向があるなど)
ばかり預かっていたころは、半年かかった子もいた。
だが、例えばアリーのような「ヒトとの絆を求めている攻撃性のない犬」であれば
1週間もあれば大丈夫だと思う。
つまり、犬から見たあなたの第一印象を素晴らしいものにすることが重要なのだ。
この最初のコンタクトで犬の心を掴んでしまえれば後はもう楽だということ。
たったこれだけであなたのことを愛してくれる伴侶となる、
どうですか?成犬を迎えるのってそんなに難しいことではないですよ。

*こんなことを言ってますが、実は我が家では保護犬を預かった当日から
 たった一つだけ守ってもらう ルールがあります。「ネコにかまうな」です(#^^#)

14日早朝

2017-7-14多摩川1 2017-7-14多摩川2 2017-7-14多摩川3シュン 2017-7-14多摩川4グレース

この暑さに、サリーまで悪ガキアリーたちにつられて川に入ってしまったの
びしょ濡れサリー

2017-7-14多摩川5 
2017-7-14多摩川6






  1. 2017/07/14(金) 21:14:57|
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アリーについて④


我が家に来る保護犬はみんな結構長期滞在になる。
保護団体がみんなこんな低回転では
世の中の捨て犬猫たちのほとんどは救えず
殺処分数は膨大なままだろう、こういう点が
自分ながら素人だと思う。
アリーは11か月滞在中、何件かお問い合わせはいただいたが
コーディネート上、あるいは地域的な関係で悩んだ末
ご辞退してきた。
犬猫は日本ではまだ「物品」扱いだし、飼い主次第で
運命が翻弄されてしまうので、できるだけアリーに合った
幸せな家族を見つけてあげたいと探してきて、ようやく
ご縁が見つかったというわけ。

ひと昔前は、保護犬の預かりでは「あまり構わないように」
とか、「ケージで飼育する」、なんていうアドバイスが幅を利かせていた。
譲渡先で懐かないといけないからだろうが、今では噴飯ものだ。
間違ったヒトとの関係や何らかのトラウマを抱えている犬猫の
精神的安定を取り戻し、ヒトとの信頼関係を築けるように
愛情を持って接してあげるのが預かりボラの役目だと
いう考えは今では主流になっている。

我が家は要するにリハビリセンターであり、放牧場のようなもので、
地力をつけ、自信を取り戻して家庭犬として幸せになれるよう
送り出す場所にすぎない。




多摩川でも保護犬出身は案外多い。
テディ&アリスも保護犬だったし (茶トラ子猫も保護猫)
2014-09-24テディ&ココちゃん 2017-5-29多摩川9アリス
まりちゃんも、           やんちゃなレックスも
2016-7-13多摩川5まりちゃん 2016-9-10多摩川レックス8
実はサリーも飼いきれなくなったお家からやってきた、
2017-5-12多摩川3サリー 
 
他にもたくさんいて、やはり(こう言っては偏見と思われるかもしれないが)
この辺って意識が高いなぁ、と思う。

12日早朝
2017-7-12多摩川1 2017-7-12多摩川2グレース 2017-7-12多摩川4 2017-7-12多摩川6 2017-7-12多摩川7

13日早朝
5時、すでに太陽まで熱気に揺らいでいる
2017-7-13多摩川1 2017-7-13多摩川2

2017-7-13多摩川3 2017-7-13多摩川4 2017-7-13多摩川5

久しぶりに会えたシュンちゃん♡
この子も保護犬出身、2歳くらいで今のお家にやってきてから
外耳血腫やら色々病気を併発、今は馬尾症候群で走ることがあまりできない。
飼い主さんはあらゆる治療やリハビリを施し、ずいぶん回復した様子で一安心。

珍しい純血種や珍奇なペットを買っては安易に捨てるヒトもいる
一方で、市場価値のない雑種の保護犬にできるだけの愛情をそそぐ人もいる。
多分その違いは、「価値」というものを外に求める人間と
内に見出すことのできる人間の差だろうと思う。
そういうヒトは、些細なことに幸せを見つけることができる、人生の達人なのだろう。
2017-7-13多摩川6シュン

気が向いたのか、一緒に川まで入ってきたシュン君。
暑いから出たくない~って(#^^#)可愛いね、でもお風呂じゃないんだから
 2017-7-13多摩川7シュン
いつもの川辺で遊んでると、三々五々、仲間が集まってくる。
すでに暑いから、みな涼みにくるの。
2017-7-13多摩川8パックンパイ 2017-7-13多摩川10 2017-7-13多摩川11

2017-7-13多摩川8 2017-7-13多摩川9
  1. 2017/07/13(木) 23:38:51|
  2. アリー預かり日記
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