バウニャウ犬まみれネコまみれ

犬まみれネコまみれの日常をつづったブログです。 保護活動のスタッフもしているので今までにたくさんのイヌネコを保護し育ててきました。可愛い写真を中心に紹介していきたいと思います。

犬との関係、ひとそれぞれ・・・

「亭主元気で留守がいい」なんて
今までは思ったことなかったが、
最近は時折「うんうん」とうなづくことがある。

原因はビデオ。
このところ家人が韓流時代劇にどっぷり嵌っていて
時間があれば観ている。
チャングムの誓い、イ・サン、ファンジニ、
商道、トンイ、鉄の王キムスロ・・・
もう題名も忘れた物も幾つかある。
そして今朝も徹夜で「善徳女王」を見てた。

先日読売新聞で
「今、韓流時代劇が50代からの男性に大人気」
と載っていたけど、ウチもまさにそれ!
まったく日本男児の王道を行ってるヮ。

初めのうちは付き合いで一緒に観ていたけれど、
今やもうウンザリを通り越して、
身体に拒否反応が出てしまう。
だってどれもすご~く長い、全50話なんてザラだし、
続けざまに観ていると、頭が痛くなり、
ちょっと胸焼けがしてくる。
(ドラマが詰まらないということじゃなく、
量の問題デス)

善徳女王2

あぁ、あのソファで寝転がって好きなお笑い番組を
ゆっくり見たい・・・そんな時
「亭主元気で」と思ってしまうこのごろ。

でもあの粘り強さ(というか、気の長さ?)には
感心する。
おんなじような内容(?)に飽きないんだろうか。
犬を育てる時にはああいう性格が
プラスになるんだろうなぁ、と思う。


すぐ結果を求めたり、つまらないことに
感情的になったりしない。
気が長くて、動じない。
咬まれても「怖い」と思わず平静でいられる
・・・実はあとで聞いたのだけれど、家人は
私があれほど咬まれないように、
咬む経験をさせないように
気を使って育てていたまるちゃんに、
初めのうち何度か咬まれたんだそう。
(どうやら今までの預かり犬の何頭かにも
   咬まれたことがあったらしい)
血が出るほどではなかったので
本気ではなく警告、あるいは反射的なもの
・・・もう条件反射のようになってしまっている子もいる・・
だったんだろう。

凄い、と思うのは、その後も
犬に接する態度に微塵も
ためらいがなかったことだ。
口移しに食べ物を与えたりとか、
普通咬まれた犬にはできないものなのに。

まるちゃんが、不用意に触った家人に警告咬みをした後、
あれほどべったり慕うようになったのは
何故なんだろう?と今も思う。
家人が帰宅すると、異様な甘え声で
腰をくねらせて出迎えていた
(私の時はひどいと出迎えにも来ず寝てた)
顔を舐めまくり、傍を離れない
(私がチューして、っていうと嫌そうな顔で義理でした)
まぁ、只々優しくて、食べ物をいくらでも
分け与えてくれる、ガードの緩さも
魅力だったんだとは思うけれど。


2012509まるお

犬はヒトの無意識の身体のサインだけでなく、
身体から発する匂いからさえ
感情を読み取る、
特に恐怖などは隠しようがない。
咬むことを防衛手段として身につけた子は
多分、咬まれたヒトが怯む、怖がる、のを
確実に感じ取る経験をしたのだろう。

警告咬みに全然ひるまない(恐怖を感じずにいられる)、
かといって制裁もしない、
変わらない安定した態度で接し続けること;
咬むという問題行動の一般的な解決方法とは
思わないが、それで犬の信頼を
得てしまうヒトもいるんだ、
そう思うと、「こうしなければいけません」
とか「あんなやり方はダメです」
と言い切る自信が益々なくなってくる。

それでもこういったやり方は
賭けのようなもので、
失敗すれば、一層関係が悪化することもある。
賭けの代償が犬の命(殺処分)だとしたら、
確実に勝てる・・・楽しい愛犬との生活を取り戻す
・・・方法をこれからもお勧めしたいと思う。

テーマ:犬との生活 - ジャンル:ペット

  1. 2012/05/09(水) 08:38:04|
  2. 咬みについて
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「噛む」その2

「犬たちの礼節ある社会生活」(エリザベス・M・トーマス)を読んだ。
「犬たちの隠された生活」で有名な作家で
 私も話題になった時に確かに読んだはずなのに
 内容を全く覚えていない・・・
 確か犬をたくさん飼って、ヒトがあまり介入しないで
 その群れを観察したんじゃなかったっけ。
 元から数字や人名に弱くて、それに記憶力の低下も拍車を
 かけているので、感銘を受けた本以外はきれいさっぱり
 記憶から抜けてしまう。 ということは私の中では
 すごいな、とは思いながら心に響くものがなかったのかと思う。
 今回の「犬たちの礼節ある・・」は、題名はベストセラーに
 似せているが、内容は愛犬家の愛犬物語だ。
 科学的な新たな発見とか、最新情報などはなかった。
 それなのに1晩徹夜で読み終えてしまった。
 同じ愛犬家愛猫家として「うんうん、そうなのよね」と
 共感すること多し、といったところ。
 今晩は「犬から見た世界」(アレクサンドラ・ホロウィッツ)を
 ベッドに持っていこう。
 テンプル・グランディンの「動物感覚」は、保存用のもう一冊が
 届いたので、これで心配なくお風呂にも持って入れる、
 でももう少し寝かせておいて 時間をあけてまた読み直すつもり。
 若者が3回読んで消化する内容を、私の場合はたぶん5回以上読まなくては
 消化できない、でもそれだけの価値がある本はなかなかないので
 何度でも読み返すことになりそう。

衝動でこんなに買い込んで、やらなきゃいけないことは
いっぱいあるはずなのに・・・
本1


ところで、先日の「咬む」ということについての続き。

咬まれたことがない、といのが自慢だったけど、
1年前近所の犬にいきなり咬まれてしまい、
もう自慢できなくなった。
朝ゴミ出しの帰り、ぼうっとして歩いていたら
閉め忘れた門からいきなり飛び出てきて腿を咬まれてしまったんだった。
過去にも何回かご近所を咬んだことがあると噂があった子で、
門の前も自分の敷地内と考えて防衛したのか、
はたまた門が開いてて出てきたら、
出会いがしらに見知らぬ人間がいてびっくりして咬んだのか、
いずれにしてもせっかくの機会だったのに
あまりに無防備だったので、咬まれる瞬間を
ちゃんと観察できなかったのがとても悔しい。
ガブっと咬んだ後すぐ離して逃げていった(慌てた飼い主が
大声で叱ったのもあった)のと、牙が入ってちょっと血が出ていたので
強すぎる警告という感じだったのか。
本気の攻撃だったらスプリンガースパニエル系の中型犬だったので
かなりのダメージだったはず。
口の使い方が下手な子なのか(勿論精神的にも不安定だろうけど)
と思う。

「咬む」ということの私なりの基準はかなり甘くて、

①甘噛みの強いものは咬まれたとはカウントしない

②一緒に遊んでいて間違って歯が当たってしまった(まったく悪気がない)
 のはどんなに血が出ようと咬まれたとはカウントしない
③食べ物をあげるとき、焦って指ごと強く咬んでしまうのは
 咬まれたとはカウントしない
   *猫の場合も同じ 
これらは私には「咬む」ではなくて「噛む」というわけだ。
(調べたら同意語としている辞典もあったけど)
ところが、咬む犬のご相談の中の半分近くは上のどれかだったりする。
皮膚が薄くて痛みに敏感な飼い主さんにとっては
笑って済ませられない問題行動なのだ。
毎回言うことだけれど「問題行動」は、他人、他の動物の命が
危険にさらされるようなもの以外は、
飼い主さんが問題だと思うかどうかで決まるといってもいい。
飛びつきやハイパーすぎる行動が、もうどうしてもイヤ!
家族がノイローゼになってしまう、という方には
深刻な問題だが、飛びつかれて嬉しい、元気で陽気な
犬が家族を明るくしてくれる、と歓迎するヒトにとっては
なんの問題行動でもない、単なる犬の個性だ。
(私も実をいえば、飛びついてくるような人懐こい子は嫌いではない)
だから、飼い主さんが悩まれているなら
 その「問題行動」をなくすような方法をお手伝いする。
例えば③の口あたりがきつい子;
・食べ物をあげるときはいったん落ち着かせてから
 手のひらを広げてその上に乗せてあげる
  →ヒトの手を咬もうなどと露ほども考えていない子は
   手のひらごと咬んだりしないのでこれでとりあえず
   咬まれなくなる
 ⇒でも、実は私が自分で取る方法はまったく別。
  *指でおやつをつまんで与え続ける
  *その時逆に指を口の中に押し込むようにおやつをあげる
   (・・・頭が少し後ろに下がるくらい押す感覚で)
 こういうケースで前提となるのは、その犬が咬むつもりがないこと、
 そういう子はヒトと口を使ったコミュニケーションを普段から
 あまりしていない;
 おやつをあげる時にヒトのほうが無意識に怖がって
 口に入れる瞬間手を引いてしまっている、犬は
 慌てて咥えようとする、という経験をしている。
 「怖いから手を引く⇒慌てて咥えようとする」
 ⇒どんどん口当たりがきつくなってしまうという悪循環に;
 という背景が考えられる。
 そういう犬は、しっかりと口の中におやつを押し込むように
 すると、まず咬まない。
 それでも前歯が当たってしまい痛いことがあるので
 他人には勧めていない。
 今まで「口がきついから指に気を付けて」といわれて
 この方法で血がでるほど咬まれたことがない。
 本来ヒトが好きな子たちなので、指先が口の中にしっかり入り込むと
 逆に傷つけないように気をつかってくれるし、
 そんな些細なことで他のひとより信用してもらえるようにもなる。
 まだそれほど親密でなくてちょっと不安、という場合は、
 前歯にしっかり指を当てて おやつだけ口の中に押し込んであげるという、
 より安全なバージョンもあり。
 そういうやりとりをして信頼関係ができてから
 たまに強く当たった時に「痛いなぁ、もう!」と怒ってみせるという
 方法も混ぜることがある。
 まだ互いに知り合わないうちからこの方法をとると、
 例えばメナのような繊細な犬だったら、もうその人から
 おやつはもらわなくなってしまう可能性がある、
 指の痛さよりそっちのほうが私的には怖い。

abeyuki4.jpg

  
甘噛みや日常に口を使うコミュニケーションについては
また次の機会に;

テーマ:犬との生活 - ジャンル:ペット

  1. 2012/04/17(火) 23:56:51|
  2. 咬みについて
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「噛む」~その1

相変わらず「動物感覚」に嵌っている毎日。
多分一生のバイブルになりそう、5~6回
読み返さないと消化できないだろうけれど。
遂にアマゾンで「動物感覚」の二冊目買いしてしまった。
教材として複数購入する本はあるが、
純粋に大好きなあまり、保存用と普段読み用に
複数冊買ったのはほんの数件、30年近く前の
コンラートローレンツの古典「ヒト、犬に会う」
以来かも。リアル書店を応援したいと思いながら、
先日来アマゾンでの本漁りがとまらない。
2冊目の「動物感覚」以外に
"犬から見た世界?その目で耳で鼻で感じていること"
   ホロウィッツ,アレクサンドラ;
"理想の犬(スーパードッグ)の育て方 (文春文庫)"
   コレン,スタンレー;
"犬たちの礼節ある社会生活"
トーマス,エリザベス・マーシャル;   を注文してしまった。

更に自閉症連続体という言葉から、前に読んだ
竹内久美子さんの面白本を探し、
"アタマはスローな方がいい!??遺伝子が解く! (文春文庫)"
"女は男の指を見る (新潮新書)"
"遺伝子が解く!愛と性の「なぜ」 (文春文庫)"
"「私が、答えます」?動物行動学でギモン解決!"
まで注文、一体何をしてるんだ、私は。


先日、海外でヒトを襲い、咬みつき暴れる馬の映像が
放送されていたが、「あぁ、可哀想に(馬が)・・
よほどひどいことをされたんだワ」と思っていた。
テンプル・グランディンは馬にかなりの
思い入れがあるようで、人間によって
スポイルされた馬の実例を多く挙げていたが、
被食動物のほうが、そういった残酷な仕打ちに
よるダメージが強い、もうすっかり
その動物をダメにしてしまう、
完全には直すことはできない、と嘆いている。

犬も同じ、ただ、犬は他の動物より柔軟性が
あるように思う。
一度咬むことを覚えた犬は、確かに
一度も咬んだことのない犬より
慎重に扱わなければならない。
一生を通じて、ある程度の管理、注意が
必要ではあるが、それでも、
ヒトとの関係を構築しなおすことで
二度と咬むことのないまま穏やかに
暮らすことは可能だ。

以前相談を受けたケース。
純血種で1歳にならないくらいの男の子だが、
引っ張りと「咬む」ということで
悩んでのご相談。
会ってみると、確かに興奮してくると
手を咬む、血が出るほどではないが、
遊びの甘咬みにしてはちょっと強い。
表情や身体からは、「遊び」も見えるが
「興奮」と「不安」「ストレス」が
より表れている。
推察でしかないが、子犬時の正常な
甘噛みを上手に対処しきれなかった時、
そして興奮しやすい犬を叱りすぎ?た時に
よく見られるようだ。
今はまだ、犬は本気ではない、でも
混乱していて、迷っている。
これ以上ストレスがたまるようなら
いつか強く咬む日が来るかもしれない。
色々お話しをしたけれど、
まずは短期間で直そうとしないでほしい、
こうなるまでにかかった時間と
同じくらいはかけてほしいとお願いした。
今がとても大切な時期で、今関係を見直して
あげないと、後あと苦労することになる。


「5分で直す」方法はあるかもしれない、
でもそれは「5分でとりあえず当面は咬まなくする」
方法でしかないと思う。
例えば多少は穏便な方法として、
咬んだ瞬間に大声を出す、空き缶に石を入れて
(わざと)咬ませた瞬間投げて嫌な音を出す;
過激な方法なら、咬んだ瞬間、徹底的に
抵抗する気力をなくすまで叩きのめす!
マズルを掴んで組み伏せのしかかる;
・・・残酷な方法ならいくらでも思いつく。
・・・で、当面その暴力をふるった人間には
咬まなくなる・・・そして不満と憎悪、恐怖を
心に持った、潜在的に危険な動物ができあがるというわけだ。

何故咬むのか、原因を探るより対処方法を探すことが
先決だ、という考えが以前あった。
動物行動学的な見方と言える、
確かに物言えぬ動物に原因を訪ねても
真相は不明で推測するしかないかもしれない。
でも、動物にも心があり、感じることができる
としたら、1頭1頭の感受性、そして結果として
表れる表現方法も違うとしたら、
やはり当面の処方をとりながら同時に
原因も探っていくべきかと今は思う。

今のところ私が咬む犬に対して基本としている対処法は
まず「もう二度と咬ませないこと」
これって相当の覚悟と(犬の)空気を読むことが必要。
KYではダメってことね。
耳掃除でも爪切りでもブラッシングでも、
咬む子がちょっとでも嫌そうなそぶりを
見せたら(ウ~ッて言う前のわずかな表情や緊張で
読み取らないと、ウ~ッと言えば怖がって
やめるんだ、と見切られてしまうので注意が必要)
さりげなく止める。
耳はきれいになったけど
相変わらず咬むんじゃ本末転倒。
ブラッシングでも同じで、多少毛が抜けようと
気にしない、爪切りはぎりぎりまで我慢して
獣医さんに(嫌われ役は)お願いしてもいい。
ただ、少しずつ、ホントに少しずつ触る、
段々身体全体を触る、口のまわりを触る、
口の中を触る・・・時にはわいろを使うこともある。
かなり全体を触っても大丈夫な関係になってきたら、
寝ている所をいきなり起こして
まだ寝ぼけている瞬間に口の中に生クリームだとか
クリームチーズだとかを押し込む。
プッシュするとムース状の生クリームが
出てくる容器のものがあり便利、
起き抜けの口の中にワンプッシュ、
生クリームやクリームチーズがいいのは
ねばねばしていて口に入った瞬間に味が
口中に広がるから。
(固形物だと美味しいものを口に入れてくれた、と
理解する前にびっくりして咬んでしまうかもしれないので)
それからことあるごとに手を使って
物を食べさせる・・・これも
犬が誤って指を噛まないように
人間側が上手にコントロールしなければならない。

asa106.jpg

asa127.jpg

asar2.jpg


「咬む」ということについては
簡単には言い尽くせないので、「また続く」ということに。

テーマ:わんことの生活 - ジャンル:ペット

  1. 2012/04/03(火) 02:10:52|
  2. 咬みについて
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