バウニャウ犬まみれネコまみれ

犬まみれネコまみれの日常をつづったブログです。 保護活動のスタッフもしているので今までにたくさんのイヌネコを保護し育ててきました。可愛い写真を中心に紹介していきたいと思います。

「寄付」の責任

アメリカのペット早期不妊手術の先駆者
『DR.JEFFからの大切なメッセージ』


彼の主張に賛否はあるかもしれないが、
そのメッセージには深くうなづける、
シェルターの在り方、不妊手術の徹底、そして今までの獣医師の在り方。
(アメリカは特に動物医療が高額で、貧しい飼い主には
厳しい現状であることは日本以上のようだ)

中でも、よく考えもせずに「寄付」することの是非について、
以前から腹に据えかねていたので、よくぞ言ってくれた、という気持ち。
盲導犬、聴導犬に寄付する愛犬家は、何を思って寄付しているんだろう?
例えば、引退して飼い主から引き離された盲導犬の救済のため、
というのならわかるのだが・・
聴導犬については、かつては盲導犬よりは犬のストレスが少ないし
犬本来の行動をねじ伏せることもないだろう、と
楽観していたのだが、ある聴導犬支部の噂、そして
実際にその支部で犬の散歩などもほとんどしていないのを目撃してからは
疑いの眼をむけるようになった。

そして、ピースワンコの問題。
いまだに本当の善意から始めたのか、最初からお金目当てなのか
判断がつかないので迷っているが、少なくとも
数千頭の未去勢の犬を収容して、一部非公開にしている現状は
想像するだけで、まさに多頭飼い崩壊現場ではないかと思ってしまう。
公開できないような状態の犬ほど、1頭1頭に丁寧なケアが必要だが
それができているとは思えない、その上での「殺処分0」だろう。
命を救う、ということを最優先にするのも、
そのQOL(生活の質の維持)を最優先するという考えも
両方わかるので、最低限「金のため」という詐欺でなければ
いいのだが、と思う。
でもね、スタートがどんなに志が高くても、
大金が絡んでくると、人間は弱いので、そういうお金の流れは
厳しくチェックしていかなければ。

「世間で良いといわれていること」に流れで寄付するのは
お金の無駄、というだけでなく、寄付のために犠牲になる存在が
増えるかもしれない、ということをよく考えてみよう。
よく調べて、よく考えて、本当に賛成できることに寄付しようと思う。


5月30,31日のハテナハニー

ハテナデコッパチもガブリエルに。痛い、痛いよ~
 2018-5-30ハテナハニー1 
キューちゃん、赤ちゃんには関わらないけど、子猫らしくなってくると
結構遊んでくれるの
2018-5-30ハテナハニー3 2018-5-30ハテナハニー4

大人猫のご飯を試しにあげてみたら、食べた!ようやくカリカリデビューね
(でもまだ主食はウエット)
2018-5-311ハテナハニー1

ガブリエルハニーガンコ、弟を齧る
 2018-5-311ハテナハニー2 2018-5-311ハテナハニー3 2018-5-311ハテナハニー4

ハニーガンコガブリエル、網戸登り成功(困った)
2018-5-311ハテナハニー5

私の机の隣はのび太の指定席だったのに、チビたちに侵略されつつある

2018-5-311ハテナハニー6 

寄付、といえば、カト改めこたろうのママさんから
ハテナたちにとフードが届いた。
ありがとうございます~
2018-5-30寄付 
カトちゃんたち、6ブラザーズの時は毎日がワチャワチャだったなぁ・・
2017-8-9シックスブラザーズ7




  1. 2018/06/07(木) 18:12:15|
  2. 動物愛護
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

或る犬の一生

ちょうど10年前の5月、犬の多頭飼い崩壊レスキューに入りました。
犬小屋はレスキューに入ってから設置したもので
それまでは野ざらしの中で暮らしていた数十頭の雑種犬たち


2018-5-29初夏ちゃん思い出0
 2018-5-29初夏ちゃん思い出1
  2018-5-29初夏ちゃん思い出3 2018-5-29初夏ちゃん思い出2
若い、比較的健康な犬から譲渡開始、
この黒い子もその中の1頭でした
2018-5-29初夏ちゃん思い出4

・・・・・・10年、家族に溺愛され、苦手だった散歩も喜びとなり、
ヒトや犬の友達がたくさんできた
2018-5-29初夏ちゃん思い出6 2018-5-29初夏ちゃん思い出5 2018-5-29初夏ちゃん思い出8 2018-5-29初夏ちゃん思い出9 2018-5-29初夏ちゃん思い出10 2018-5-29初夏ちゃん思い出11  2018-5-29初夏ちゃん思い出14 2018-5-29初夏ちゃん思い出16 2018-5-29初夏ちゃん思い出132018-5-29初夏ちゃん思い出18 2018-5-29初夏ちゃん思い出222018-5-29初夏ちゃん思い出20  2018-5-29初夏ちゃん思い出23 2018-5-29初夏ちゃん思い出24
12歳(推定)のある日、広い庭で遊んでいて突然倒れてそのまま逝ってしまった。

2018-5-29初夏ちゃん思い出25 2018-5-29初夏ちゃん思い出26

こんな犬の一生をどう思いますか?
私はとても幸せだったと思います。
過酷な環境で 愛どころか必要な屋根も、最低限の世話もされずに
人知れず死んでゆく多くの動物の中で、
彼女の幸運は宝くじにあたったようなものだと思うのです。
どうかママさん、もう嘆き悲しまないでください。
初夏ちゃん、さようなら


大規模な多頭飼い崩壊現場のレスキューには3回
参加しているが、この子たちはまだ
外につながれていただけまし、だった。
身動きできない狭いケージで何年も垂れ流し、
食事もろくに与えられなかった現場には
片隅に犬の骨がうずたかく積み上げられていた。
その上を蛇が這っていた光景は
終生忘れられない、
もうあの体力と気力はない。
若くてエネルギー溢れる保護活動家が次々に
現れてくれるのが頼もしく思えるロートル。
  1. 2018/06/01(金) 18:28:59|
  2. 動物愛護
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

こどももペットも所有物扱いの日本


今ネットでちょっと腹に据えかねるニュースが
あったので紹介。


『放置された犬を保護して飼育 3カ月後に返還要求、裁判に発展』

(クリックするとニュースに)

2回も捨てられて(口輪までされて)も
元の飼い主の女性の返還請求が認められた。
こういう裁判の裁判官は名前を公表してほしい。
交際相手が犬嫌いで捨てた、という言い訳が
認められるなら(それを黙認したのに)
この先もしもまた犬嫌いな男性とつきあったら
また捨てる可能性がある、何か障害が現れたら
同じことをするかも、とは考えない裁判官。
児童虐待でも同じ、過去に虐待履歴があっても
「親」が反省したと言えば、親に引き渡す。
日本では子供は親の所有物、
ましてやペットは飼い主の物、という考えが
どうしようもなく残っているのだ。
子供でさえ人格、個としての敬意を払われていないのだから
14歳の老犬など、減価償却された価値のない物としてしか
裁判官には見えていないのだろう。
命への敬意があれば、老犬にとって
どちらが幸せか、それを一番に考えて結論を出すはずだ。
もう~

口直しの画像

チャーシュー兄いのオッパイをモミモミするポポ
BLだな・・
2018-5-17チャーシュー&ポポ1

 2018-5-17チャーシュー&ポポ3

はにかみのハンサム  いい顔だな
2018-5-17チャーシュー&ポポ4
  1. 2018/05/17(木) 23:14:21|
  2. 動物愛護
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

マイブーム ~サイコパスとその周辺~

大矢被告、丸山某など、動物虐殺に喜びを感じる者の脳の構造を
知りたい、といつからか思っている。
さらに最近恐ろしく思うのはその周辺の予備軍の存在、
彼らはどういう成り立ちで出来上がっているのだろう?
犬猫の好き嫌いという括りを越えて、
憐憫の情、とか、苦しむ命を見た時の共感や苦痛の共鳴、
という感情が欠落しているどころか、
生命が悶え苦しむ様子に快楽物質が溢れ出す脳とは
一体どうやって作られるのだろう。

私のような素人でもわかりやすく解説してくれるもの、
ということでナショナルジオグラフィック2月号を購入、
わずか数ページだったけれど、ひき込まれた。

2018-2-21善と悪 2018-2-21善と悪2

そして昨夜のTV2ch『時空を超えて』は
奇しくも「悪は根絶できるのか~あなたもサイコパス?」という
テーマだった。5年前の制作だが、見逃していたので
新鮮だった。

沢山の示唆があったが、サイコパスの傾向がある子供でも
後天的環境(家族や周囲の人間など)に恵まれた場合
共感力は育てることができる、という;
だが・・と続く意見は:
そういったサイコパス傾向の脳を持った子の周囲には
ほとんど「愛情に満ちた大人」が存在しないというのだ。
彼らもまた「愛し方がわからない」「共感する能力が劣っている」
人間である可能性が高い、という。

そのわかりやすい例が先日もツイッターに流れたので転載:

  #徳山動物園 
サイコパスではなくても、共感力の未発達な親に
育てられた子がどうなるか・・つまり彼らが
動物虐殺犯の周辺予備軍となるわけだわ。

それをどうやって修正していくか、科学者たちそれぞれの
試行錯誤も紹介されていて少しだけ救われたけれど。

おまけの画像:
2018-2-21チャーシュー1 2018-2-21ノビタ1

先週のサム&チャーシュー
2018-2-18チャーシュー1 2018-2-18チャーシュー2


サムの食欲は減退の一途、
牛生肉、それもしゃぶしゃぶ用の薄い肉も少ししか食べられない。
この間猫の保護仲間で愛犬を亡くされた方から
差し入れの高栄養缶詰をいただいたのを
スプーンで少しずつ食べさせる。
そして昨日(22日)からは、ついに階段の上り下りどころか
歩くのもおぼつかなくなったので
二人がかりで介助ハーネスでサムを持ち上げて
何度か庭に出す。オシッコはなんとか自力でするが
それで精魂尽き果ててしまうようで、庭に伏せて動けなくなる。
昨日は排便1度もしなかった、というかできなかったのか。
息も荒いし、時折よだれが流れるのは唾を飲み込むより
息をすることを優先せざるを得ないからか、
脱水予防に1日中、はちみつを溶かしたお湯を子猫用シリンジで
飲ませ続ける。
今日の午後、訪問DRに来てもらう手配をした。
充分年老いたペットがゆっくりと命の階段を下りるのと違い、
まだ若い生木を無理やりへし折るようなやり方に
命が無駄にあらがっている様子がやりきれない。
  1. 2018/02/23(金) 07:22:42|
  2. 動物愛護
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

共感力について

このところちかまの散歩で済ませていたが、
メナにはつまらない日々が続いていた。
少し運動不足のメナを連れて久しぶりに多摩川へ。

14日早朝
2018-2-14多摩川3

 2018-2-14多摩川1 2018-2-14多摩川2

15日早朝
2018-2-15多摩川1

 2018-2-15多摩川2 2018-2-15多摩川3

早朝だと顔見知りの犬や人が沢山いて、メナのテンションも少しあがるみたい、
メナにとって「群れ」というのはとても重要な問題なのだね。



この間TVで、最先端児童教育の現場を紹介していたのだが
秀才を育てるカリキュラムとか、
さらには小学生でプログラミング技術を磨いていた。
・・・なんだかSFの世界のように思えてゾッとした。
3歳から英語ができて、10歳でソフトのプログラムが
できる、でもその時期って感情、情緒の発達に
すごく大事なはずじゃないの?
「無駄」を排除して幼児期から社会で通用するスキルを
詰め込まれた児童が作る未来は、いったい・・


動物虐待の闇 でも書いたのだが
共感力ってその人間の性格の根幹をなしているのだと
思っている。
そんな思いを肯定してくれるような記事があった。


『科学で迫る「善」と「悪」 鍵となる「共感」の能力』

ナショナル ジオグラフィック の記事だが
念のため転載:


(前略) 私たちは、自己犠牲的な行為や寛大さといった崇高な性質を「善」、
それとは正反対の自己中心性や暴力、破壊衝動などを「悪」と認識している。
人を善行、あるいは悪行に駆り立てるものは何なのか。米国では脳科学を通じた研究も進められている。

悪行の源は「共感性の欠如」

 ここ数十年で科学的な研究が飛躍的に進み、善悪どちらにも「共感」、
すなわち脳に備わる、他者の気持ちを理解する能力が
深く関わっているのではないかと考えられるようになった。
凶悪犯が取るような行動は、共感の欠如が原因で、
その欠如をもたらすのが脳の神経回路の障害とみられることもわかってきた。

 最近になり、ゼロ歳児にも共感する力があることが明らかになってきた。
心理学者マーヤン・ダビドフの研究チームが、
苦しんでいる人を見たときの幼児の行動を調査・分析した結果、
生後6カ月未満でも、多くの子どもが心配そうな表情を浮かべることがわかった。
ただし少数ではあるが、1歳を過ぎた頃から、
専門家が「積極的な無視」と呼ぶ行動を取る幼児もいる。
 また、青年期における冷淡さや感情の喚起の欠如を測定した研究もある。
「悪いことをしたときに後悔するか」などの質問を通じて調べた結果、
「冷淡で感情を欠く性質」のスコアが高いほど、
深刻な問題行動を頻繁に起こしがちであることがわかった。
 「共感性の欠如」が幼児期までさかのぼって観察されるのであれば、
人を悪行に駆り立てるものは、遺伝子なのだろうか。
答えはイエスともノーとも言いきれない。
双子の研究では、幼児期から青年期に見られる「冷淡で感情を欠く性質」は、
相当な部分が親から受け継いだ遺伝子の影響であると証明されている。
だが、反社会的な行動を取った母親から生まれた561人の子どもを対象とした調査では、
愛情深い里親の下で育てられた場合には、「冷淡で感情を欠く性質」を示す確率がはるかに低くなると判明した。

善悪を「考えて」判断

 一般に「サイコパス」といえば、映画や小説に登場するような
冷酷な殺人鬼や異常犯罪者を連想するかもしれない。
だが、そのような特異な存在かといえば、そうとも限らない。
衝動的である、自責の念がない、病的な虚言がある、
冷淡で共感性がない、といった20項目からなるチェックリストを用いると、
男性の150人に1人の割合でサイコパスは存在するといわれる。
一方で、米国とカナダの受刑者を対象にした調査では、
男性のおよそ5人に1人がサイコパスと見なされた。

 神経科学者のケント・キールは、過去20年にわたって
受刑者の脳を磁気共鳴画像法(MRI)で撮影し、その違いを研究している。
脳内には、感情の処理に重要な「扁桃体」という場所があるが、
サイコパスと判定された犯罪者は、扁桃体の活動が通常の犯罪者よりも弱いことがわかった。
また、彼らが道徳的な判断をどのように下しているのか調べるために、
暴力的な写真を次々と見せたところ、それらに道徳的な問題があることは認識するが、
道徳的な判断を助ける脳の領域の活動が弱い傾向にあることがわかった。

 こうした結果からキールは、サイコパスの脳は、
感情処理や意思決定、衝動の抑制や目標の設定を助ける、
扁桃体や眼窩前頭皮質といった領域を結びつける機能に障害があると確信した。
その欠陥を補うため、彼らは本来、脳の感情の領域で処理することを、
ほかの認知をつかさどる領域を使って冷静に処理しているように見える。
言い換えれば、私たちは善悪を「感じる」が、
サイコパスは「考えて」判断していると、キールは述べている。

「思いやり」は育てられる

 共感する能力や、その共感を思いやりの気持ちへとつなげていくことのできる能力は、
先天的かもしれないが、生涯不変というわけでもない。
同様に、サイコパス的な人格や反社会的な人格に発達する傾向も、
幼児期に決まってしまうものではない。
ここ数十年の研究により、私たちの脳は柔軟で、
トレーニングをすれば、大人になっても優しさや寛容さを育てられることが証明されている。
社会神経科学者のタニア・ジンガーは、その分野の先駆者だ。

 人の痛みを感じ、それを和らげてあげたいと思う「思いやり」の気持ちを育てるにはどうすればいいのか。
ジンガーらは、さまざまなトレーニングを行って、その効果を比較した。
なかでも優れていたのが、仏教の伝統から生まれた方法だった。
被験者に、両親や子どもといった自分の大切な人物を思い浮かべさせ、
その人への親愛の情を胸の内で温めてもらう。
そして、その温かい思いを向ける対象を、知人から見知らぬ人々、
さらに敵にまで、徐々に範囲を広げていくというものだ。

 ジンガーの研究チームは、こうした被験者たちに、
つらい思いに苦しむ人々を題材にした短い動画をいくつか見せたときに、
脳内回路がどのように働くか観察してみた。
すると、わずか2、3日でもトレーニングを受けた人々は、
受けていない人々よりも、強い同情心を抱くようになっていた。
またジンガーらは、トレーニングを受けた被験者が、
実際に人助けをするようになるかどうかを、コンピューターゲームを使って調べている。
その結果、トレーニングを受けた被験者の方が、見知らぬ人に手を差し伸べる機会が増えることがわかった。
 利他的な行動を取るように脳を導くことができるとすれば、
私たちは今よりも崇高な社会を築けるかもしれない。
その一つの方法として、学校教育に思いやりを育むトレーニングを取り入れることが重要だと、ジンガーは考えている。




サムの身体には日々しこりが身体じゅうに広がってきている、
左目は壊死しかけて、表面が乾燥してしまうので
頻繁にマイティアと点眼薬をさしている。
あの小さな奥眼が恋しい。
とても善良で若く美しい犬がなぜこんな酷い罰を受けるのか
とつい思ってしまう。
水曜日から1週間、往診のドクターが出張で不在なのだが
そのあいだに何事も起きないことを祈る。

  1. 2018/02/15(木) 17:39:06|
  2. 動物愛護
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ